アルピーヌA110専用鍛造ホイール「OZ ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」とは
2025年7月29日

アルピーヌA110専用パフォーマンスパーツ:OZ RacingがアルピーヌA110に専用に設計・開発した軽合金鍛造ホイール「OZ ESTREMA FORGIATA ALPINE A110(オーゼット エストレマ フォージアータ アルピーヌ A110)」が登場。
1955年以来、「強さと軽さ」を追求して数々の勝利を手にしてきたアルピーヌの精神は2017年に発表された「アルピーヌA110」に引き継がれている。改良を重ね、熟成の域に入った「アルピーヌA110」のパフォーマンスをさらに高めるのが、今回登場した軽合金鍛造ホイール「OZ ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」だ。

Photo:アウトビルトジャパン
OZ ESTREMA FORGIATA ALPINE A110
言うまでもなく足回りの軽量化は「速さ」に直結している部分だが、同時に強度も求められるため一筋縄にはいかない部分でもある。そこで、アルピーヌと縁が深いOZ Racingが「アルピーヌA110」専用の軽合金鍛造ホイール、その名も「OZ ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」を開発した。
「OZ ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」は、最高品質の軽量アルミ合金から削り出されたビレット素材を、レーシングホイールと同様の理論で精密に切削加工。リム部分はOZ Racing独自のHLT(High Light Technology)というフローフォーミング製法を採用。疲労強度や耐腐食割れ性能を向上させるためのショットピーニング加工など、OZの技術が惜しみなく注がれている。

デザインは、スポーツホイールの王道ともいえる2×5本スポークで、機能と美しさを両立させた専用設計。5つのボルトホールから放射状に伸びるスポークの天面を極限まで薄くすることで、軽量化を徹底すると同時に、繊細でシャープな印象を与える。
だが単なる軽さだけではない。スポークの交点角やコンケーブ形状は綿密に設計されており、縦断面には適切な厚みを持たせて、アルピーヌA110に必要な剛性と耐久性をしっかり確保している。その背景には、WEC(世界耐久選手権)に参戦するアルピーヌ A424のために供給されたレーシングホイールのノウハウが活かされており、まさにモータースポーツとストリートの融合を体現する一本といえる。
OZ ESTREMA FORGIATA ALPINE A110(オーゼット エストレマ フォージアータ アルピーヌ A110)
サイズ | 重量 | 価格(税込) | |
フロント | 18×7.5J | 約 7.9 kg(純正比 −1.1 kg) | ¥177,100 |
リア | 18×7.5J | 約 8.5 kg(純正比 −0.9 kg) | ¥182,600 |
「OZ ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」は、レーシングホイールのエンジニアが設計し、OZの技術が惜しみなく注がれて完成したアルピーヌA110のパフォーマンスをさらに引き出す高性能ホイールだ。A110のオーナーには非常に気になる存在である。
OZ Racingについて
F1をはじめ、WRC、WECなど、モータースポーツのさまざまなカテゴリーにホイールを提供し、数々の勝利を支えてきたOZ。そこで培ってきたテクノロジーとイタリアの芸術的なデザインが融合するOZのホイールは、ヨーロッパはもちろんのこと、世界で、そして日本でも数多くのファンから支持されている。
OZ公式サイト:https://www.ozracing.com/jp/
Text:アウトビルトジャパン
Photo:アルピーヌ・ジャポン