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国内販売電気自動車でトップの航続距離846km!アウディの新型「A6 Sportback e-tron」上陸!

2025年7月27日

2025年7月24日、アウディ ジャパンは新型電気自動車「A6 Sportback e-tron / Avant e-tron」を発売した。

ポルシェと共同開発した最新のPPEプラットフォームを採用し、クラス最高のCd値0.21という優れた空力性能を実現した。内外装は上質でモダンなデザインで統一され、アウディ初となるAndroid Automotive OSも搭載する。ARヘッドアップディスプレイやバーチャルミラーといった最新機能も用意し、プレミアムEVらしい完成度に仕上げた。

長い航続距離

A6 Sportback e-tronは一充電で769km走行でき、オプションのレンジプラスパッケージ装着時には国内最長の846kmを達成した。A6 Avant e-tronは734km、S6 Sportback e-tronは726km、S6 Avant e-tronは706kmの航続距離を実現した。

アウディの高い空力特性はアウディ100から綿々と続いている。

パワートレインと性能

A6 e-tronは後輪駆動で280kW(約381PS)を発揮し、0-100km/h加速は5.4秒、最高速度は210km/hに達する。S6 e-tronはquattro四輪駆動で405kW(約551PS)を発揮し、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は240km/hに到達する。100kWhの大容量バッテリーを搭載し、走行性能と航続距離を高次元で両立させた。

アウディA6アヴァント e-tron 。使い勝手がいいのはステーションワゴンのアヴァントだ。

充電と回生

150kW対応の急速充電器利用時は最大135kWで充電可能で、10%から80%まで約35分で充電を完了できる。AC充電は最大8kWに対応し、日常使いの利便性も確保した。回生ブレーキは最大220kWで作動し、日常のブレーキの95%をカバーするため、航続距離延長に貢献する。

デザインと装備

エクステリアはスリークでダイナミックなラインを持ち、Cd値0.21(Sportback)と0.24(Avant)の空力性能を備えた。LEDマトリクスヘッドライト、デジタルOLEDリアライト、コミュニケーションライトなど最新のライティング技術を採用する。

A6 e-tronのコックピット。サイドミラーはカメラタイプで空力に一躍買っている。モニターの位置を工夫することで違和感なく視認できる。

スマートパノラマガラスルーフはワンタッチで透明・不透明を切り替えることができ、遮熱効果も持ち合わせている。ラゲッジ容量は通常502L、後席を倒せばSportbackで1,330L、Avantで1,442Lまで拡大でき、フロントトランクにも27Lの収納を確保する。

インテリアには14.5インチMMIタッチディスプレイ、11.9インチのバーチャルコックピット、助手席用10.9インチディスプレイ(オプション)を装備し、最新のデジタル環境を整えた。

A6 e-tron使用されている素材が高級感を醸し出しており、仕上がりも非常に素晴らしい。座り心地も特筆すべき点である。前席と後席ともに広々としており、快適である。

価格(税込)
A6 Sportback e-tron:9,810,000円
A6 Avant e-tron:10,120,000円
S6 Sportback e-tron:14,400,000円
S6 Avant e-tron:14,710,000円

背の低いセダン、ステーションワゴンBEVの登場でボディバリエーションが増えたことでBEVの普及に弾みをつけたいところだ。
Photo:アウトビルトジャパン

その他の特典

購入時にはPCA(Premium Charging Alliance)の1年間無料キャンペーンが適用される。CEV補助金はA6 Sportbackが688,000円、A6 Avant / S6が528,000円適用される。

「アウディA6」にはICEモデルもBEVモデルも共存する!新型「A6」について知っておくべきことの全てhttps://autobild.jp/49489/

Text:アウトビルト ジャパン
Photo:アウディ ジャパン