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これはチューニングなのか、それともアートなのか?マンソリーによるモノポリーデザインを採用した芸術的なGクラス ポップアート カブリオレ誕生!

2025年8月20日

メルセデスAMG G 63マンソリーとアレック モノポリー(Mercedes-AMG G 63 by Mansory and Alec Monopoly):マンソリーはアーティストのアレック モノポリーと協力し、Gクラスを芸術的なポップアート カブリオレに変身させた。その名は「MANSORY – Art Piece AL3C – MONO907Y」

好みは人それぞれ – マンソリーは常に新たな話題を提供し続けている。派手な色、攻撃的なフォルム、目立つ素材は、控えめな人向けではない。この特別な「メルセデスAMG G 63」も例外ではない – 「MANSORY – Art Piece AL3C – MONO907Y」と名付けられたモデルだ。

これはチューニングなのか、それともアートなのか?チューナーはポップアートアーティスト兼DJのアレック モノポリー(Alec Monopoly)を招き、「Gクラス カブリオレ」にモノポリーデザインを施した。製造台数はわずか10台!

ベースは「メルセデスAMG G 63(W465)」だ。マンソリーによれば、4ドアのカブリオレ(ショートホイールベース)への改造には、大規模なボディ加工が必要だったとする。というのも、セダンをコンバーチブルに改造するのは、クーペをコンバーチブルにする場合よりもはるかに多くの手間と高度な技術的専門知識を要するからである。この「走る芸術作品」は、チューナーたちにとってデザイン面だけでなく、技術面でも大きな挑戦となった。

ボディのねじれ剛性を確保するため、フレームとサイドシル部分に大規模な補強が施された。マンソリーは、「Gクラス」のオフロード性能を、カブリオレとしても維持することが重要だと考えていた。電動ソフトトップは年間を通じて使用可能で、複数のカラーから選択可能だ。

インテリアも派手でカラフルなデザインだ。他のデザインでは、この車の外観に合わないだろう。

マンソリーのカスタムモデル同様、インテリアにも徹底的に手を加えている。もちろん、すべてがカスタマイズ可能で、カラー選択からレザー、ステッチング、カーボンディテールまで自由に選択できる。特にエクスクルーシブなのは、一部の装飾パネルがアレック モノポリーによってデザインされ、製造されている点だ。そのデザインには、ミスター モノポリー、ドル紙幣、ダゴベルト ダックなどが描かれており、まさにふさわしいデザインだ。結局、このようなエクスクルーシブな一台を手に入れるには、お金に溺れるほど裕福でなければならないだろう。

ポップアート カブリオレの全体的なデザインコンセプトにおいて、ステアリングホイールに採用されたクラシックなカーボンは、ほとんど場違いな印象を与える。

さらに、インテリアには数多くの詳細なカスタマイズが施されている。例えば、マンソリーロゴ入りのシートベルト、フルカーボン製スポーツペダル、またはレザーとカーボン製で下部がフラットなスポーツステアリングホイールなどだ。フロアマットまでレザー製となっている。

アレック モノポリーの移動式アート作品は厳格な限定生産だ:ニューヨークのアーティストが手作業で塗装した10台のみが製造される。

アップグレードで850馬力

スタイリングの他に、チューナーたちは当然ながら「G 63」の4.0リッターV8エンジンにも手を加えた。ソフトウェアとターボチャージャーのアップグレードにより、V8エンジンは585馬力から820馬力に大幅アップ。最大トルクも標準の850Nmから驚異の1,150Nmに増加した。さらに新しいダウンパイプとスポーツエキゾーストシステムも追加されている。

アートカーに対する賛否両論

インスタグラムでは、「モノポリー カブリオレ」に対する意見は分かれている。

モノポリーGに対する意見は、かなり分かれている。
Photo: AUTO BILD

マンソリーのチューニングカーには、一つだけ認めざるを得ない点がある。そのデザインが好きであろうとなかろうと、彼らのクルマは人々の意見を真っ二つに分ける存在だということだ。

Text: Nele Klein
Photo: Mansory