【このGRスープラなんぼ?】ひょえー高い!走行距離45,700kmの3年落ち「トヨタ GRスープラ3.0レジェンド」がこの値段 さすがはカルトクーペ・・・
2025年8月18日

トヨタGRスープラ3.0レジェンド:パワーとスタイル。トヨタの伝説的クーペが販売中。トヨタGRスープラは、クラシックなDNAを継承した現代のスポーツカーだ。希少な塗装の中古車が54,990ユーロ(約950万円)で販売中だ。
「トヨタ スープラ」は、常にスポーツカーの象徴だった。しかし、ドイツでは、長年影の薄い存在でもあった。この日本車は単純に高価すぎたためポピュラーな存在というよりは、真の希少車として残ったのだった。
このクーペは、初期には「セリカ」シリーズの最上位モデルだった。3代目(1986年~1992年)になって初めて、「スープラ」は独立したモデルとなった。しかし、販売台数は依然として低迷し、2002年に生産が中止された。
17年のブランクを経て、トヨタ スープラが復活
2019年、トヨタはクラシックモデルを復活させた。印象的な技術、特徴的なデザイン、そして運転の楽しさを兼ね備えたモデルだ。5代目スープラ(内部名称「A90」)は、車名に「GR」の文字を誇らしげに冠している。これは、開発と最終調整を担当したパフォーマンス専門部門「ガズー レーシング」へのオマージュだ。

「トヨタGRスープラ3.0レジェンド」は、「GRスープラ」の最上級グレード「RZ」をベースにした特別仕様車だ。この車両は、「スープラ」の伝統的な哲学を継承している。直列6気筒ターボチャージャー、後輪駆動、長いエンジンフード、スポーティでコンパクトなリヤデザイン。3.0リッターエンジン(250 kW/340 PS)は、力強い加速と余裕のある走行性能を提供する。このパワートレインはBMWとの共同開発技術を採用しており、「Z4」にも採用されている技術だ。
トヨタ GRスープラ3.0レジェンド 2023年式
ここでご紹介する5代目A90スープラは、この伝説的なシリーズの中でも特に魅力的な1台だ。黄色のGRスープラ3.0レジェンドは、ハノーバーから北へ約40kmル離れたヒルデスハイム(ニーダーザクセン州)のディーラーで、54,990ユーロ(約950万円)で販売されている。
この中古のGRスープラ3.0レジェンドは2023年2月に初めて登録され、販売者によると事故歴はなく、禁煙車だ。オドメーターは45,900kmを示している。車は新しい車検付きで販売され、前所有者は2名だ。

黄色の塗装とフルレザー内装、ミラーキャップやステアリングホイールに追加表示を備えたカーボンディテールが、この「スープラ」を真の目を引く一台にしている。
スポーツクーペの快適性
スポーティなデザインながら、この「スープラ」は快適性も兼ね備えている。電動調整式ヒーター付きシート、2ゾーンオートエアコン、キーレススタートシステム、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、レーンキープアシスト、交通標識認識システムなど、数多くのドライバーアシスタンスシステムが搭載されている。カメラとセンサーを備えた駐車アシストシステムが、駐車操作を容易にする。

エンターテインメントとコネクティビティには、Apple CarPlay、Android Auto、高品質サウンドシステム、DABラジオ、Bluetooth、スマートフォン用のワイヤレス充電機能が搭載されている。
装備は、オールシーズンタイヤ、アルミホイール、スポーツパッケージ、LEDヘッドライト、アダプティブライトシステムなどのオプションでさらに充実している。
Text: Thomas Arndt
Photo: Auto Schuder GmbH