アストンからヴァンテージの強化バージョン登場!新型V8ツインターボ搭載「アストンマーティン ヴァンテージS」の全情報!
2025年8月17日

アストンマーティン ヴァンテージS(Aston Martin Vantage S):4リッターツインターボV8エンジン:これが新しいアストンマーティン ヴァンテージSのパワーだ。ヴァンテージのフェイスリフトモデルが市場に登場してわずか数ヶ月で、アストンマーティンはよりパワフルなバリエーションを投入した。これがヴァンテージSの速さだ!
「毎日が同じことの繰り返し!」と書きたくなるほど、アストンマーティンは2025年に次々と新モデルやフェイスリフトを発表している。その一つが「ヴァンテージ」だ。実際、エントリーモデルのロードスターバージョンは2025年1月にフェイスリフトされたばかりだ。
しかし、改良された「ヴァンテージ」は単なるリフレッシュ以上のものとなっている。外観が大幅に変更されただけでなく、エンジン出力も510馬力から665馬力へと大幅にアップした!そして、アストンはさらに新たなバリエーションを投入する。さらにパワーアップされた「ヴァンテージS」だ。

アストンマーティンの熱狂的なファンなら、「S」の略称は馴染み深いだろう。2004年から、この「S」のついたモデルが数多く登場し、特に高性能なバージョンであることを示している。

例えば、「V8ヴァンテージS」、「ラピードS」、そして最近では「ヴァンキッシュS」が発売された。さらに1953年には、後の「S」モデルの原型となった「DB3S」が発表されている。2025年には、「S」の略称を冠した新たなモデル、「DBX S」が発売された。
ヴァンテージSの性能
今回登場した「ヴァンテージS」は4.0リッターツインターボV8エンジンが、665馬力から680馬力にパワーアップされた。最大トルク(800 Nm)と最高速度(325 km/h)に変更ないが、0から100 km/hまでの加速は、3.5秒から3.4秒にわずかに短縮されている。
外観では、トップモデルの特徴として、フェンダーにつけられた赤い「S」エンブレムが目を引く。さらに、「ヴァンテージS」はフロントデザインが変更され、ボンネットには「ブレード」と呼ばれる冷却性能を高めるパーツがつけられた。リヤスポイラーは拡大され、明らかにダウンフォースが向上しているように見える。最高速度が325km/hに留まるのは空力をチューニングして高速安定性を高めたからだということがわかる。

クーペとロードスターの両モデルは、現在アストンマーティンのコンフィギュレーターで注文可能となっている。ただし、アストンマーティンは価格をまだ明かしていない。我々は、ベース価格が約25万ユーロ(約4,300万円)になると予想している。
Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: Aston Martin