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【何これ?理解不能】「フォード マスタング ダークホース」が6,000kmも走らないうちに炎上 その8か月後にフォードから送られてきたものとは・・・

2025年8月14日

フォード マスタング ダークホース(Ford Mustang Dark Horse ):特別なマスタングが炎上した8ヶ月後にフォードから「ウェルカムキット」が贈られてきた。しかし、オーナーは喜べなかった。

アメリカ人のドミニク ジョセフ トゥーロは、「フォード マスタング ダークホース」に縁がなかったのだろうか。507馬力の夢の車をわずか3600マイル(約5,794km)しか走らせることができなかったのだ。

それは2024年10月、レース用にチューンアップされたこの特別モデルが炎上したと彼はFacebook グループで報告している。

火災から8か月後に「ウェルカムキット」が到着

車の火災から8ヶ月後の2025年6月中旬、彼はフォードが「マスタング ダークホース」の「ウェルカムキット」を送ってきたとFacebookグループに投稿した。そのパッケージには、車の車台番号が刻印されたペーパーウェイトなどが含まれていた。「この車がまだあったら、もっとクールだったのに」と、元ダークホースのオーナーは、この趣味の悪い郵便物について書いている。

「ウェルカムキット」には、車の車台番号が刻印されたレターストッパー、ポスター、シフトノブカバーなどが含まれている。

車はちょうど修理工場から戻ってきたところだった

2024年夏、フォードはマニュアルトランスミッションを搭載した複数の年式の「マスタング」をリコールした。これは、クラッチ圧力パイプが適切に固定されておらず、最悪の場合火災を引き起こす可能性があったためだ。

トゥーロの「マスタング ダークホース」はエンジンルームから炎を上げた後、ほぼ全焼した。

トゥーロは、自分の車は火災の5日前にトランスミッションとクラッチの交換を済ませて修理工場から戻ってきたばかりだったと報告している。しかし、最初のドライブはわずか15分ほどで、焦げた臭いと共にクラッチが故障、特別な「マスタング ダークホース」は炎上、火災事故が発生した。

ダークホースは以前から問題を抱えていた

トゥーロによれば、その車は以前から電子機器とトランスミッションの問題で修理工場に入っていた。火災後、フォードからは一切連絡がなかったが、突然宅配便の配達員がウェルカムキットを届けてきた。

マスタング ダークホースは507馬力のV8エンジンを搭載している。ドイツ仕様は453馬力。
Photo: Ronald Sassen / AUTO BILD

CARSCOOPSは、燃えた「マスタング ダークホース」に対して保険金が支払われたと報告している。さらに、トゥーロは裁判でフォードから800ドル(約12万円)を勝ち取ったとのことだ。

Text: Katharina Berndt
Photo: Facebook / Dominick Joseph Tullo