1. ホーム
  2. ニュース
  3. ランボルギーニが8月のモントレー カーウィークで限定モデル「フェノメノ(Fenomeno)」をワールドプレミア!

ランボルギーニが8月のモントレー カーウィークで限定モデル「フェノメノ(Fenomeno)」をワールドプレミア!

2025年7月4日

ランボルギーニ フェノメノ(Lamborghini Fenomeno):ランボルギーニは、モントレー カーウィークで限定生産の新型スーパースポーツカーをお披露目すると発表した。その名称は「フェノメノ(Fenomeno)」となる見込みだ。

ランボルギーニはこれまで「ヴェネノ(Veneno)」、「カウンタックLPI 800-4(Countach LPI 800-4)」、「シアンFKP 37(Sián FKP 37)」などの限定生産モデル、いわゆるフューオフ モデル(Few Offs)を度々生産してきた。2007年に「レヴェントン(Reventón)」で始まったこのシリーズは、もはや伝統といえるだろう。

ランボルギーニは、毎年8月(今年は2025年8月8日から17日まで)にカリフォルニア州モントレー半島で開催される「モントレー カーウィーク2025(Monterey Car Week 2025)」で、次の限定生産ハイパーカーをワールドプレミアすると発表した。

現時点ではランボルギーニは詳細を明かしていないが、メディアの報道によると、この車は「フェノメノ(Fenomeno)」(ギリシャ語で「現象」を意味する)という名前が付けられ、2023年に発表された「レブエルト(Revuelto)」の技術を採用するとのことだ。「レブエルト」の6.5リッターV12エンジンは2基の電動モーターのサポートを受け、システム出力は1,015馬力となっている。

イタリアから登場する新型ハイパーカーは、技術的にレブエルト(Revuelto)をベースにしている可能性が高いと推測されている。

米『Road and Track』誌の報道によれば、新型ハイパーカーの性能は「レブエルト」を凌駕する可能性があり、既に潜在的な購入者向けのプレゼンテーションが行われたとの情報もある。また、『The Supercar Blog』は、新型モデルが合計29台限定生産となる予定だと報じている。

「Few-Off-Fahrzeuge(Few-Offモデル)」の伝統は、2007年のレヴェントン(Reventón)で始まった。

ティザー画像で輪郭が確認できる

最初の公式ティザー画像では、完全に覆われた車両が確認できる。布の下からは、深く引き下げられたフロントの輪郭が浮かび上がっている。尖った形状のエンジンフードには、特徴的な曲線が確認できる。

8月に公開される予定のランボルギーニの限定生産ハイパーカーの最初の公式ティザー画像。

この新型モデルは、ランボルギーニのスーパーカーの未来を予見し、サンタガータ ボロネーゼを拠点とする自動車メーカーのアイデンティティとビジョンを体現するものだ。ベールが取り除かれるのが楽しみだ!

Text: Nele Klein
Photo: Automobili Lamborghini S.p.A.