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【え?なんで?】上海モーターショーで発表された特別モデル、BMW M4エディション ニュルブルクリンクは中国市場限定モデルだ・・・複雑・・・

2025年5月18日

BMW M4ニュルブルクリンク エディションはドイツには導入されない。BMWよナゼ!?ニュルブルクリンクM4は中国専用モデルだ。

2025年の上海モーターショーで、BMWは「M4」の新しい特別モデルを発表した。テーマはニュルブルクリンク。残念なことに、この限定モデルは中国専用となっている。「M4エディション ニュルブルクリンク」は、中国以外でも人気を博しただろうに・・・。

BMW M4ニュルブルクリンクはM5 CSのカラーリング

「BMW M」ファンには、このカラーリングはなじみ深いものだろう。この特別仕様の「M4」は、2021年モデルの「M5 CS(F90)」と同じデザインで、ダークグリーンのマット塗装とゴールドのホイールを採用している。塗装は、トップモデルの「M5」と同じ「フローズンディープグリーンメタリック」だ。この色は、グリーンヘル(緑の地獄=ニュルブルクリンクの別名)を象徴している。

BMW M4エディション ニュルブルクリンクは、ダブルスポークデザインのゴールドの鍛造ホイールを装着している。ホイールサイズは19インチだ。

この特別仕様車では、フレームレスのキドニーグリルがスポーティなレッドのフレームで囲まれている。この装飾要素は、最も過激な「M4」の仕様である「CSL」で初めて採用されたものだ。

インテリアにはニュルブルクリンクのモチーフがさりげなく散りばめられている。バケットシートのヘッドレストには、コースのレイアウトを刺繍した赤いノルドシュライフェロゴが施されている。さらに特別なドアシルプレートには「nürburgring 1/53」の文字が刻まれている。残りの部分は、現在販売中の「M4 CS」と同様、カーボン、アルカンターラ、赤いアクセントが特徴的だ。

インテリアはM4 CSのインテリアを強く踏襲している: カーボンとアルカンターラを多用し、主なカラーはブラックとレッドだ。

そして、お察しの通り、「M4エディション ニュルブルクリンク」は53台限定だ。これはM GmbHの設立年数にちなんでいる。

パフォーマンスの向上はない

最新の特別モデルは、四輪駆動の「M4コンペティション」をベースにしている。BMWは性能を変更しておらず、3リッター直列6気筒エンジンは530馬力を発揮し、0から100km/hまで3.5秒で加速する。

「M4エディション ニュルブルクリンク」の中国での価格に関しては、BMWは発表していない。「CS」に似たインテリアデザインのため、「CS(16万ユーロ=約2,640万円から)」と「4×4コンペティション(10万8,202ユーロ=約1,785万円から)」の間で位置付けられると想定される。

Text: Katharina Berndt
Photo: BMW Group