【未来モデル情報!】ポルシェが2030年までにマカンに代わるSUVモデルを市場投入!それは内燃エンジン搭載モデルだ!
2025年4月29日

ポルシェ マカン(Porsche Macan)の後継モデルは内燃エンジン搭載で登場する!ポルシェは2030年までにBEV専用車種マカンに代わる新型SUVモデルをリリースすると発表した。内燃エンジン搭載モデルだ!
ポルシェは電気自動車戦略において後れをとった
1か月ほど前、ツッフェンハウゼンからの発表で、電気自動車の純粋な電動化に固執するのではなく、ハイブリッド駆動と内燃エンジンのさらなる開発と研究に巨額の新規投資を計画しているというものだった。
スポーティなクロスオーバー車である「マカン」の場合は事情が異なる。この人気モデルは2026年までに内燃エンジン搭載車は廃止される予定だ。2024年4月には、サイバーセキュリティ規制に違反したとして、旧型「マカン」はすでにヨーロッパ全域で販売が中止された。
そして、この人気モデルを存続させるため、ポルシェはシリーズの完全電動化を決定した。正しい決断だったのだろうか?さまざまな噂や憶測があるにもかかわらず、ポルシェは計画を貫徹するつもりで、改めて次のように確認している。今後、内燃エンジンを搭載した「マカン」は製造されないと。

2024年11月、ポルシェのCFO(最高財務責任者)、ルッツ メシュケ氏(同氏はその後同社を退社)が、純粋に電気自動車となるはずだったモデルに内燃エンジンを搭載する可能性を否定しないと発言したことで、SUVの将来に関する噂がさらに加速した。それでも、「マカン」の計画は進行中だ。
ポルシェはマカンに代わる新型モデルを検討中
ポルシェの大型投資の一部が、新しいシリーズの開発、ひいては「マカン」の後継モデルの開発にも使用される可能性がある。ポルシェは、内燃エンジンとハイブリッド駆動を搭載したSUVセグメントの独立したモデルシリーズの立ち上げを検討しており、早ければ2030年までには実現する可能性がある。
駆動システム、サイズ、既存のラインナップへの分類など、その他の詳細についてはまだ明らかになっていない。ただ、新型モデルには新鮮なデザインと典型的なポルシェスタイルが与えられる予定である。
年次記者会見で、フォルクスワーゲングループおよびポルシェのCEOであるオリバー ブルーメ氏は、開発コストを抑えるために、他の製品とリンクさせることが可能なシナジー効果が生じる可能性についても言及した。内部のプレミアムプラットフォーム内燃機関(PPC)が使用される可能性もある。PPCは、新型「アウディQ5」のプラットフォームでもある。
次に控えているのは?すでに発表されている電気自動車の「カイエン」が、SUVラインナップに加わる予定だ。さらに、「カイエン」より大型の電気自動車SUVも計画されている。また、「ボクスター」と「ケイマン」の電気自動車バージョンも計画中だが、もちろん、内燃エンジンを搭載したポルシェも引き続き生産されるであろう!
Text: Nele Klein
Photo: Porsche AG