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【新着情報!】アルファロメオは新型ジュリアとステルヴィオについては当面内燃エンジンオプションに固執する!その後ハイブリッドとEVも登場

2025年4月17日

アルファロメオの駆動技術戦略の変更。ジュリアとステルヴィオは内燃エンジンを継続。アルファロメオは、新型ジュリアとステルヴィオのモデルについては、当面は内燃エンジンを継続して搭載する。

2021年、イタリアの自動車メーカーであるアルファロメオは、2027年までに欧州、北米、中国で完全な電気自動車ブランドになることを目指すと発表した。しかし、今、少し異なる計画が浮上している。

最近、アルファロメオの将来の駆動システムについて、メディアで繰り返し憶測が飛び交っている。その結果、グループは現在、近い将来の方向性と戦略を公式に確認している。焦点は、より環境にやさしいモビリティへの絶え間ない変化に依然として置かれている。しかし、最新モデルには多様な駆動システムが搭載される予定だ。同社は、市場のトレンドと顧客のニーズに応えるために、マルチエネルギープラットフォームを推進する。

ステルヴィオとジュリアの新世代

CEOのサント フィチーリ氏は最近、新型「ステルヴィオ」を2025年末までに発表すると発表した。このSUVはイタリアのカッシーノ工場で生産され、早ければ2026年に発売される予定だ。その後、「ジュリア」の新世代が続くが、アルファロメオのCEOはこれについてより詳細なスケジュールは提示していない。

アルファロメオからスポーツセダンが消えてしまうのは残念なことだ。

同社経営陣によると、新型ジュリアは新しいデザインと新しいタイプのボディを採用する予定だとのこと。おそらく、ステルヴィオと同じプラットフォームで製造されるため、新世代モデルはよりクロスオーバー寄りのものになるだろう。

両車とも、純粋な電気自動車だけでなく、ガソリンハイブリッド車も販売される予定だ。フィチーリ氏によると、この2つのモデルは、「ダッジ チャージャー」、「ジープ リーコン」、「ワゴニアS」にも使用されている「STLA Largeプラットフォーム」をベースにしている。これにより、101~118kWhのバッテリーが搭載され、航続距離は最大800kmとなる。

アルファロメオは、市場の需要に応えるため、燃焼エンジンをラインナップに残すことを決定した。電気自動車のみに製品ラインナップを限定することは、顧客がまだ電気自動車への完全な切り替えに備えていないため、大きなリスクを伴うからだ。

Text: Nele Klein
Photo: Christoph Börries / AUTO BILD