【ニューテクノロジー】究極のマツダ製内燃エンジン「SKYACTIV-Z」が2027年に4気筒と6気筒の2つのバージョンで登場!
2025年3月31日

2027年に登場するマツダの新しいエンジン「SKYACTIV-Z」。究極の燃費性能とパフォーマンスを発揮する4気筒と6気筒の2つのバージョンがリリースされる。
マツダは、電気自動車など単一の駆動オプションのさらなる開発に集中するだけでなく、既存の内燃エンジンとハイブリッド駆動の同時開発も継続するという「マルチソリューションアプローチ」を追求していく。このようにして、マツダは顧客に幅広い駆動システムを提供し、幅広いニーズに応えることを目指している。
マツダの今後の戦略
広島では、2030年までに「電動化の時代」に突入するというスローガンを掲げている。しかし、できるだけ柔軟に、かつ競争力を維持しながら行う必要があるとも心得ている。これを達成するには、新しい内燃エンジンと電動化技術を活用し、開発と生産方法を改善して効率化を図る必要がある。
この目的を達成するために、マツダはすでに長安汽車やトヨタ、デンソー、ブルーイーネクサスなどの技術パートナーと戦略的提携を結んでいる。これにより、将来的に電気自動車のバッテリー、生産、開発に必要となる多額の投資を削減するつもりである。
新型SKYACTIV-Zを4気筒または6気筒として
グループの将来に焦点を当てながら、マツダは内燃エンジンのラインナップを補完する新しいエンジンの開発も進めている。新型エンジン「SKYACTIV-Z」は、マツダの内燃エンジンの新たな主力として、将来的にはいわゆる小型プラットフォームの車両に搭載される。具体的には、2027年に発表が予定されている次世代の「マツダCX-5」搭載される。

この新型内燃エンジンは、排気量2.5リットルの4気筒ガソリンエンジンで、「SKYACTIV-X」で導入された圧縮着火燃焼プロセス(SPCCI)のさらなる開発版と組み合わさっており、マツダによれば、欧州の排ガス規制「ユーロ7」のすべての基準を満たしているという。また、効率性と高性能を両立させるよう設計されている。
マツダの「大型」プラットフォーム向けの直列6気筒エンジンの技術は、ロータリーピストンエンジンのさらなる開発にも取り入れられる予定だ。いずれも具体的な性能データについてはまだ公表していない。

また、「SKYACTIV-Z」はエンジン部品と制御ソフトウェアの数を減らすことで、生産と開発の効率を高めることも目指している。マツダは新型内燃エンジンに加え、2027年にはフルハイブリッドシステムの新開発も計画しており、今後も幅広い駆動システムをカバーしていく。
Text: Nele Klein
Photo: Mazda