朗報!アイコンモデルの復活に関する憶測 アウディTTが帰って来る?アウディ製2ドアスポーツカーが復活する可能性は大!
2025年4月15日

アウディTT(Audi TT):アイコンの復活に関する憶測。Audiは「TT」を復活させるのだろうか?Audiのラインナップには現在、スポーティな2ドアモデルがない。AudiのCEOであるゲルノート デルナー氏によれば、スポーツカーはブランドのDNAの一部だ。このことから、TTの復活など、さまざまな憶測が飛び交っている。
「アウディR8」と「TT(RS)」という2つの象徴的なモデルの生産中止により、インゴルシュタットを拠点とするメーカーは1980年以来初めて2ドアスポーツカーをラインナップから外すことになった。しかし、アウディのゲルノート デルナーCEOは2024年の年次事業会議で、スポーツカーはブランドのDNAの一部であると強調した。これには、1998年から2023年まで生産ラインを流れ、65万台以上を販売した「TT」も含まれる。
丸みを帯びたクーペは、この自動車メーカーにとって非常に重要な存在であると、デルナー氏は述べている。また、デザイン部門の責任者であるマッシモ フラシェッラ氏も「TT」の大ファンであるため、復活は十分に考えられる。ただし、レトロなバージョンや旧モデルのコピーは登場しない。代わりに、旧モデルからインスピレーションを得て、新しいモデルが開発される予定だ。
さまざまなコンセプトが検討されているが、最も可能性が高いのは、電動化を図りつつ、紛れもない「TT」のシルエットを保つ2+2クーペだ。この後継モデルは、おそらくプレミアムセグメントに位置づけられ、従来のモデルを凌駕し、フォルクスワーゲングループ全体の電気自動車分野における技術を基盤とするだろう。デルナー氏によれば、この新型モデルは日常的な使用に適したものになるとされる。
復活はまだ先になる可能性もある
デルナー氏は、英「Autocar」誌の記事の中で、高性能モデルを含む製品ラインナップを拡大するには、適切なアプローチと適切なタイミングを見つけなければならないと語っている。同氏は、同社が直面している現在の景気後退は、その時期ではないと述べた。まず第一に、同社はより強靭な企業にならなければならない。そして、そのためには、コアビジネスと新世代の生産に重点を置かなければならない。つい最近、アウディはグループ全体で7,500人の人員削減を発表した。

Photo: Tom Salt / AUTO BILD
デルナー氏は、同社の将来の方向性について明確なビジョンを持っている。スポーツモデルは間違いなくその一部である。また、最近では「R8」の復活に関する憶測も流れている。
Text: Nele Klein