フェラーリの今シーズン最初の勝利はハミルトンによってもたらされた！F1第2戦中国GPスプリント

2025F1グランプリ第2戦中国GP：ルイス ハミルトンが中国GPのスプリントで迫りくるマクラーレンを抑えて、移籍後の初勝利とフェラーリ初優勝をもたらした。ルクレールは5位、フェルスタッペンは3位。

メルボルンでの災難の後、上海での勝利。今シーズン第2戦の中国GPスプリントでルイス ハミルトンが自信に満ちた走りでフェラーリでの初勝利を飾った。

フェラーリを駆って中国GPのスプリントを制したルイス ハミルトンは、オスカー ピアストリやマックス フェルスタッペンを抑え、ポール トゥ ウィンでレースを飾り、ファンに祝福された。

フェラーリピットはハミルトンがフィニッシュラインを通過した後、7度のワールドチャンピオンに無線で 「マスタークラスだったね 」と言った。ハミルトンは「今日はスタート直後からいい感じだった」と興奮気味に語った。そして「多くの人が、新しいチームでの学習がいかに険しいかを過小評価していた。メルボルンのときよりも、ここでのほうがずっとマシンに乗りやすくなっている」と続けた。

プレッシャーは感じていない

インタビューで高まる期待について尋ねられたチャンピオンは、こう答えた「プレッシャーは感じていない。ティフォシやチームが勝利を望んでいるのは知っている。でもローマは一日にして成らず。一歩一歩だよ」。

成功の鍵は、ポールポジション、完璧なスタート、そしてライバルよりも少ないタイヤの摩耗だ。

2位はマクラーレンのオスカー ピアストリで、彼は15周目でマックス フェルスタッペンをオーバーテイクした。チームメイトのランド ノリスは、レース序盤のドライビングミスが響いて8位に終わった。「予選は良くなかったけど、僕も良くなかった」とポイントリーダーは語った。

フェルスタッペンは「最後の8周は他のマシンのペースが落ちた。ただ生き残ろうとしただけ。明日はもっといいレースができるように頑張るよ」。それでもレッドブルのチーフアドバイザー、ヘルムート マルコは満足している。「優勝できなくても、できるだけ多くのポイントを取らなければならない」。

ジョージ ラッセル（メルセデス）は、シャルル ルクレールを抑えて4位でフィニッシュラインを通過した。角田裕毅も力強い走りを見せ、6位でチェッカーを受けた。

2025年F1第2戦中国GPスプリント結果（10位まで）
1.ルイス ハミルトン（イギリス） – フェラーリ 30:39.965
2.オスカー ピアストリ（オーストラリア） – マクラーレン +6.889秒
3.マックス フェルスタッペン（オランダ） – レッドブル +9.804秒
4.ジョージ ラッセル（イギリス） – メルセデス +11.592秒
5. シャルル ルクレール（モナコ）– フェラーリ +12.190秒
6. 角田裕毅（日本） – レーシングブルズ +22.288秒
7.キミ アントネッリ（イタリア） – メルセデス +23.038秒
8.ランド ノリス（イギリス）– マクラーレン +23.471秒
9.ランス ストロール（カナダ） – アストンマーティン +24.916秒
10.フェルナンド アロンソ（スペイン） – アストンマーティン +38.218秒

Text：Bianca Garloff