フェラーリ812スーパーファスト:ハンドル切り損ねてクラッシュ&エアバッグ作動
なんと800馬力のフェラーリを30km/hゾーンでクラッシュ! この気取り屋で見せたがり屋のフェラーリオーナーは、コックピットから撮影された彼の運転技術を誇示したかった。この動画は世界中で公開されているが、「賞賛」の代わりに「嘲笑」や「罵倒」を得ることになる。
後輪駆動、800馬力、冷たいタイヤ、滑りやすい路面・・・。
悪条件は揃っていた。
爽快な加速ドライブのための要素は何もない。
そこに稚拙なハンドリング&コントロールの才能とカメラを追加すると、それだけで恥をかくことになる。
それは彼が彼自身の30万ユーロ(約3,750万円)フェラーリ812スーパーファストで、ロンドンのランベスブリッジの手すりにクラッシュしたこの愚かな行為が、このケースに相当する。
コックピットに据え付けられたカメラは、橋の上での彼の愚挙の撮影に成功し、クラッシュのビデオは、世界中に流された。
わずか数秒のクリップの中で、信号機を通過した後、フル加速する見せびらかし男の姿を見ることができる。
30km/hゾーンで!
だからこのクラッシュは起こるべくして起きたものだといえる。
残忍かつ強烈なリアパンチがフェラーリを横滑りさせ、明らかに経験の浅いドライバーがハードにカウンターステアすると、右にブレイクアウトして欄干に激突!

ドライバーと通行人に傷はなかった
幸いなことに、衝突時に悲惨なことは起らなかったことは画像から明らかだ。
エアバッグが作動したものの、ドライバーに怪我はなかった。
ビデオが終わる前に、彼がシートベルトを外してからカメラを取り外すのを見ることができる。
通行人も無傷のままで、愚かなフェラーリの見せたがり屋は、幸運にもスクーターの運転手と歩行者をかろうじて避けられた。
唯一破損したのは、800馬力のスーパーファストとそのドライバーのエゴだけだったろう。
彼は今、賞賛の代わりに嘲笑と罵詈雑言を浴びせられている。
ソーシャルネットワークの人々は、おそらく「速度制限を超えることなく」運転補助装置をオフにしてからクラッシュするようにと、「とてもスマートである愚か者」をからかっている。
コミュニティからの最も一般的なアドバイスは、「運転を勉強しろ!」というものだ。
事故を起こしたドライバーがこのアドバイスに従うかどうかは疑問であるが…。
彼はおそらく二度とフェラーリのコックピットからのビデオを共有することはないだろう。
ロンドン警察が現在この事故について捜査中だ。
クラッシュの瞬間はツイッター上の短い動画でどうぞ。
Text: Julian Rabe


