アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.48「Porsche センター浜松編」Part2
2025年4月1日

貴重な資料
今回の訪問で一番ビックリしたのはこちら。ワークショップの見学をしている際、磯部マネージャーが、「そういえば弊社には、古い時代からのサービスマニュアルが揃っているんですよ」と聞き、倉庫で拝ませていただきました。ご覧の様に、それこそ356のマニュアルもありましたし、空冷時代の911シリーズはもちろん、フロントエンジンの924/944/928辺りのモノもあります。現代ではデジタルのマニュアル全盛になりましたが、紙でサービスマニュアルが残っているなんて、まさしく「お宝発見」と言えるでしょう。今では一部入手困難なモノだけに、これだけ揃っているのは珍しいのではないでしょうか。



(左)911ターボ用、(右)タイプ993シリーズ用
ワークショップツアーを続けると、「今回のリニューアルでは、最新のアライメントテスターも入れました」とのこと。SUV系のポルシェならまだしも、スポーツカー系に乗る方であれば足回りの調整は、気になるところに間違いありません。直進性はもちろん、コーナーを回る時の違和感などを感じたら、サスペンションの角度調整や左右のバランスを確認することが鉄則です。そこがズレていると、直進性の悪化やコーナリング性能の悪化、そしてタイヤの片減りにつながるからです。

ショールーム裏手には、駐車スペースの奥側に、認定中古車の展示スペースがあります。「今まで弊社の中古車販売は、沼津のアプルーブドカーセンターが担っていましたが、浜松でも認定中古車販売を始めました。まだ在庫数が足りないですが、下取り車を含めて一生懸命、集めている最中ですね」。実は中古車販売も、サービス売り上げに貢献します。契約後に認定中古車規定のパーツ交換や納車整備をするので、社内向けではあるものの、貴重な売り上げとなるからですね。

お邪魔した日、デリバリールームには綺麗なブルーの718が鎮座していて、新しいご主人を待っていました。この部屋で操作説明などを受けて、そのまま外に出ていける仕掛け。思わず自分に置き換えて、ポルシェに乗って出ていくところを想像してしまう。多くのブランドでは、DDBの様な施設を設置しているし、納車用の個室を設けるようになっているのは、素敵な所有経験を提供することを目指しているからだろう。その体験の一角にワタシのアプリが役立てば、仕事のやりがいになるし嬉しい限りです。
【今回ワタシの一択】
アプルーブドカーセンターに置いてあったこちら、空冷時代の最終型993タイプ。これは社員のクルマとのことですから、販売用ではないのが残念ですが、今のマーケット状況ではお宝の1台。

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