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【新車情報】フォルクスワーゲンが小型SUVをブラジルで発表 VWポロサイズの小型SUV「VWテラ」は300万円前後?

2025年3月26日

VWテラ(VW Tera):ポロサイズのSUV。VWは小型のティグアンをブラジルで発表した。我々も欲しい1台だ!テラはTクロスなどよりもずっと大人びた外観であるだけでなく、価格も安くなっている。

ブラジルで、フォルクスワーゲン(VW)が手頃な価格のポロサイズの新型SUVを発表した。その名もシンプルに「テラ」。この新型車は、この国で関心を集める可能性が高い。なぜなら、同サイズの「Tクロス(T-Cross)」よりも大人びた外観で、インテリアデザインも落ち着いていて、手頃な価格だからだ。

おそらく2万ユーロ(約320万円)を大きく下回るだろう

フォルクスワーゲンはまだ正確な価格を発表していないが、価格帯はすでに設定されている。「テラ」は、「フィアット パルス(17,400ユーロ=約278万円相当)」や「日産キックス(19,000ユーロ=約304万円相当)」と競合することになる。したがって、フォルクスワーゲンの小型車のスタート価格は、20,000ユーロ(約320万円)を大幅に下回る可能性が高い。

「テラ」を選べば、自信に満ちたモダンなデザインの車を手に入れることができる。このデザインは、大ヒット車種である「ティグアン」をベースにしているようだ。今後、VWは、このデザインを現地のSUVにも採用する可能性があると考えられている。

例えば、Tクロスよりもテラの方が横から見たときのシルエットがスリムだ。

また、フロントのメインヘッドライトの上にLEDストリップライトが装備されている。「テラ」には連続したライトストリップはないものの、ヘッドライトを視覚的につなぐおなじみのクロムストリップがある。狭いグリルとフロントスカートの大きな黒い表面が、さらに「ティグアン」を彷彿とさせる。

また、リヤにも、リヤライトの特徴など、兄貴分の面影がある。しかし、スカートのデザインはここである程度シンプルになっており、ディフューザーらしきものがあるにもかかわらず、「ティグアン」ほど、洗練された印象はない。

アナログ要素のあるインテリア

インテリアは、「Tクロス」の現代版のように見える。角張ったインフォテインメント画面はダッシュボードに設置されており、空調コントロールユニットは「Tクロス」よりも洗練された印象だ。

インテリアはモダンなデザインで、アナログスイッチとうまく組み合わされている。

また、ギアノブと手動式サイドブレーキという、古き良きギアシフトセレクターも装備されている。フォルクスワーゲンは、技術データに関する情報をまだ提供していない。

結論:
「テラ」は、「Tクロス」と「Tロック」を内外装ともに時代遅れに見せている。もしかしたら次期の両車は「テラ」に似たデザインが採用されるかもしれない。

Text: Katharina Berndt
Photo: Volkswagen do Brasil