天才レーシングドライバーと共同開発された限定92台の特別仕様車「BMW M4 CSエディションVR46」そのスペシャルさとは?
2025年3月10日

BMW M4 CSエディションVR46:ユニークなボーナス付きのBMW特別仕様車!このBMW M4 CSは、本物のレーシングドライバーと共同開発された!合計92台のみが生産される。
BMWが、シンプルで控えめなスタイルを好む人には絶対向かない特別な「M4 CS」を発表した!「M4 CS」がそもそも「控えめ」なカテゴリーに属さないという事実を除いても、ミュンヘンを拠点とするメーカーはさらに一歩先を行く。「M」のワークスドライバーのバレンティーノ ロッシ(Valentino Rossi)の力を借りて!
その車名がすべてを物語っている。「BMW M4 CSエディションVR46」。「VR」は、二輪と四輪で活躍した、稀代の天才レーシングドライバー、バレンティーノ ロッシのイニシャルで、「46」は彼のレーシングナンバーである。実は、BMWは1つではなく2つの特別モデルを発表している。デザインのバリエーションは「スポーツ」と「スタイル」と呼ばれ、それぞれ46台が生産される。

特別モデルは、エクステリアとインテリアのデザインが特に特徴的だ。その大半は青系の色調で仕上げられ、内外装に多数のイエローのアクセントが施されている。スポーツエディションは「マリーナベイブルーメタリック」で、両サイドに大きなダークブルーの「46」のエンブレムが施されている。
一方、「スタイル」モデルは、より濃い青色の「フローズンタンザナイトブルーメタリック」で、サイドに描かれた「46」の文字も若干変更されている。ラジエーターグリル、サイドスカート、ホイールリムなどに見られる鮮やかな黄色の要素は控えめだ。

量産モデルの直列6気筒エンジン
一方、エンジン側には何も変更はない。「M4 CSエディションVR46」には、標準の3リッター直列6気筒エンジンが搭載されており、550馬力の圧倒的なパワーを発揮する。0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は302km/hに達する!
バレンティーノ ロッシとの対面
ちなみに、特別仕様車を購入するチャンスを手に入れた人は、貴重な車を手に入れられるだけでなく、またとない機会を得られることも楽しみにして良いだろう。なぜなら、購入には、イタリアのタヴィリアにあるVR46モーターランチでのバレンティーノ ロッシとの対面が含まれているからだ。ただし、この2日間の旅には、対面のほか、ミサノ ワールド サーキット マルコ シモンチェリでの「BMW Mドライビングエクスペリエンス」も含まれている!
このパッケージの費用はまだ不明だ。しかし、通常の「BMW M4 CS」の価格がすでに16万ユーロ(約2,500万円)であることを考えると、20万ユーロ(約3,200万円)前後の価格設定が現実的であると思われる。
Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: BMW Group