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コンチネンタルタイヤが新型SUV専用サマータイヤ「UltraContact UX7」を発表

2025年3月6日

コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、都市部でSUVを使用するドライバーのニーズに応えるため、新型SUV専用サマータイヤ「UltraContact UX7」を発表。2025年4月1日より順次発売予定。

SUV市場の成長に対応した次世代タイヤ

コンチネンタルタイヤのアジア太平洋地域乗用車用リプレイスメントタイヤ事業部門責任者であるダリボー・カリナ氏は、「近年、SUV市場は急速に拡大しており、今後も成長が見込まれています。」とコメントしている。さらに、「コンチネンタルタイヤは『UltraContact UX7』を通じて、都市部の通勤から週末のレジャーまで、あらゆるシーンで最高の安定性と快適なドライビング体験を提供します。」と述べている。

「UltraContact UX7」の特長:安全性、耐久性、快適性の3つの要素を重視

SUVは乗用車よりも重量があり、重心が高いため、タイヤには優れた車両制御と安定性が求められる。「UltraContact UX7」は、安全性、耐久性、快適性を重視して開発され、都市部から郊外までさまざまな道路で優れたパフォーマンスを発揮します。これらの要素は、コンチネンタル独自の「SUVコンフィデンス・プラステクノロジー」により実現されている。

SUVコンフィデンス・プラステクノロジー

安全性:高速走行時の安定性と優れたブレーキ性能を提供

特に高速走行時のタイヤは、加速、ブレーキング、コーナリング時に発生する様々な力に対応する必要があるが、SUVは重量が重く、重心も高いため、これらの力により適切に対応できるタイヤが不可欠。UltraContact UX7の「X-フォース・マクロブロック」技術は、路面との接地面積を最大化し、コーナリングや凹凸のある路面、砂利道でも優れたハンドリングと安定性を実現。また、「アダプティブ・ダイヤモンド・コンパウンド」は特別なシリカ配合により、運動エネルギーを最適に熱エネルギーへ変換し、濡れた路面や乾燥した路面でのブレーキ性能を向上させる。「アクアチャネル」機能は、独自のチューブシステムを通じて水を迅速に排水し、トレッド溝に誘導することで水はけ性能を高めている。

X-フォース・マクロブロック

耐久性: 長距離ドライブにも対応する高い耐久性

UltraContact UX7の「ロバスト360・コンストラクション」には、強化スチールベルトが採用され、路面からの衝撃を吸収しながら形状保持性と方向安定性を向上。また、より強固なカーカスデザインにより、タイヤ損傷のリスクを軽減している。「ダイヤモンド・コンパウンド」のポリマーチェーンが強固なネットワークを形成し、摩耗性能を向上させ、ピンチカットを防ぐ。

ロバスト360・コンストラクション

快適性: 静かなドライブで快適な運転を実現

都市部での運転では静粛性が重要視されており、特に電動SUVの増加に伴い、エンジン音がない分、タイヤノイズがより目立つようになっているが、UltraContact UX7の精密にカットされたトレッドデザインは、振動を最小限に抑え、ノイズ低減性能を最適化。「ノイズブレーカー3.0」により音波を分散し、ノイズの蓄積を防ぎ、車内へ伝わる音を軽減することで、より快適なドライビング体験を提供する。

ノイズブレーカー3.0

「UltraContact UX7」は、2025年4月1日より順次発売開始予定(地域によって供給時期が異なる場合があります)。本製品は16インチから21インチまでの幅広いサイズ展開で、クロスオーバー、中型SUV、ハイクラスSUVに対応する。

アウトビルトジャパンではVW パサートにUltraContact UC7を履いてテスト中だが、その静粛性の高さに加えてハンドリング性能、ブレーキング性能も高いレベルであると評価している。SUV専用に開発されたUltraContactの「UltraContact UX7」には大いに期待が持てる。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:コンチネンタル・ジャパン