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【未来想像イラスト】近々大幅なフェイスリフトを受け改良される新型メルセデスSクラスはこうなる?未来予想図とともに最新情報をお届け!

2025年3月13日

メルセデスSクラスのフェイスリフト:メルセデスSクラスの大幅なアップデート。新型メルセデスSクラスの発売は2026年まで予定されていない。しかし、フェイスリフトはかなり大規なものになるだろう。

2020年末に「Sクラス」の7代目がメルセデスから発売された。通常の生産サイクルに従えば、この高級セダンは今、フェイスリフトの時期を迎えている。しかし、これはまだ先の話であり、市場に登場するのは2026年になる見込みだ。フェイスリフトは通常よりも大規模なものになることが、インターネット上で公開されたプロトタイプの最初の画像から見て取れる。我々は、新型「Sクラス」のカモフラージュフィルムをほぼ取り除き、フェイスリフト後の外観を示している。

その際、「Sクラス」は現在の「Eクラス」からあちこちでアイデアを拝借している。例えば、ヘッドライトの星形のデザインだ。さらに、改良されたラジエーターグリルと新しいバンパーも予想される。「Eクラス」と同様に、ラジエーターの周囲が光るかどうかは、プロトタイプのカモフラージュが効果的すぎるため、まだわからない。

MBUXスーパースクリーンは今後、Sクラスでも利用可能になる

「Sクラス」のインテリアは決して時代遅れというわけではないものの、シュヴァーベン人はいくつかの大きな変更を加える予定だ、その理由の一つは、「Eクラス」にはすでにMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエキスペリエンス)スーパースクリーンを搭載できるのに対し、「Sクラス」のコックピットはより高級感のある「Cクラス」のような外観であることだ。しかし、今回のフェイスリフトでこの状況は変わるため、コ・ドライバーディスプレイ付きの大型スーパースクリーンが搭載されることは確実であると考えられる。

ベース価格は若干上昇する見込み

エンジンに関しては、これまで、313~802馬力の出力を持つマイルドハイブリッド、またはプラグインハイブリッドのガソリンエンジンおよびディーゼルエンジンを幅広く提供してきた。今回のフェイスリフトでも、この点は変わらないと見られている。しかし、改良されたSクラスは値上げされる可能性が高いだろう。大型サルーンの現行価格は10万2,029ユーロ(約1,680万円)からなので、ベース価格は10万5,000ユーロ(約1,730万円)前後からとなる可能性は十分にある。

Text: Sebastian Friemel
Photo: Bernhard Reichel