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【変態チューニング?】何これ?世界は面白さで溢れている(笑)なんとブガッティ シロンとロシア車ヴォルガが融合 ヴォルガッティの誕生!

2025年3月10日

GAZ M-21ヴォルガ(GAZ M21 Volga)とブガッティ シロン(Bugatti Chiron)が融合:自己紹介させてください。私はヴォルガッティ(Volgatti)です!まさかヴォルガとブガッティの組み合わせなんてうまくいくわけないですよね。

いわゆるレストモッド、つまり、ボンネットの下に現代のテクノロジーを搭載して生まれ変わったクラシックカー。ニコイチのレストモッドは滅多にお目にかかることはないが、この「ヴォルガ+ブガッティ」がまさにその例だ。

すべては、ロシアの小さなワークショップ「Dashing Axe」のオーナーがインターネット上で見つけたレンダリングから始まった。「ブガッティ シロン」と「モスクヴィッチ412」の組み合わせを示したその図面は、メカニックたちの心を捉えた。彼らはすぐに、この作品を現実のものにしようと決めた。彼らは、YouTubeチャンネル「Axes: Garage」で、その製作過程をいくつかの動画で紹介している。

フロント部分はGAZ M-21ヴォルガから、その下の技術はBMW 6シリーズのものを使用している。

しかし、「モスクヴィッチ」ではなく、メカニックたちは「GAZ M-21ヴォルガ」をプロジェクトに使用した。ソビエトのクラシックカーのボディパーツが車のフロント部分を形成している。リヤは、「ブガッティ シロン」に似ているが、ブガッティの純正パーツは使用されておらず、グラスファイバーとカーボンファイバーを使って手作業で丹念に再現されている。

当初は、セダンとスーパーカーという奇抜な組み合わせのベースとして、「フォード プローブ」が使用される予定だった。しかし、完成車に至る過程で、クラッシュした「BMW 6シリーズE63」をベースとして使用することが決定された。

ボンネット上の鹿のデザインは、ヴォルガの旧モデルから引き継がれたもので、ロールスロイスのように収納したり引き出したりすることができる。

総額10万ドル(約1,550万円)以上

ダッシング アックスが「ヴォルガッティ」という名前を考案したこの車(英語ではヴォルガは「V」で綴られる)は、すでに初飛行を終えている。しかし、ロシア人たちはサスペンションのチューニングにまだ取り組んでいる。

リヤセクション全体は、グラスファイバーとカーボンファイバーで構成された。

このプロジェクトには3年以上の歳月を要し、かかった総費用は、なんと10万6,955ユーロ(約1,765万円)だったと言われている。プロジェクトメンバーは、その労力と費用を過小評価していたことを認めている。もし事前にその大変さを知っていたら、おそらくヴォルガッティは製造されなかっただろう。

※ YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=LEHF_Fu_xDo

Text: Sebastian Friemel
Photo: YiouTube / Dashing Axe