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【ニューモデル情報】トヨタからの2番目の電気自動車は小型SUV!「トヨタ アーバンクルーザー」がEVとして新登場 全ての情報をレポート!

2025年3月4日

トヨタ アーバンクルーザー(Toyota Urban Cruiser):トヨタの2台目の電気自動車は驚くほど広い足元の空間を提供する。

電気自動車として復活

「トヨタ アーバンクルーザー」。この名前に聞き覚えはありますか?「RAV4」の下の位置づけで2009年から2014年の間、世界中で販売されていた。その後、2020年に2代目がインドで発売されたが、わずか2年で販売終了となった。そして今、「アーバンクルーザー」は電気自動車として復活した。

価格:ベースモデルは約3万ユーロ(約485万円)となる可能性がある

トヨタは新型アーバンクルーザーの価格について、依然として沈黙を守っているが、この電動SUVがどのような位置づけになるかについては、すでにいくつかの手がかりがある。「ヤリス クロス」に代わるモデルとして登場するのではないだろうか。「ヤリス クロス」の価格は現在、28,540ユーロ(約462万円)からとなっているので、アーバンクルーザーの価格は3万ユーロ(約485万円)前後になる可能性が高いだろう。

2025年4月には、トヨタが事前予約の受付を開始するため、確実な情報が得られるはずだ。「アーバンクルーザー」は9月からディーラーで販売開始となる。

デザイン:フロントに特徴的なデザイン

新型「アーバンクルーザー」のデザインは、「アーバンSUV」コンセプトから強い影響を受けている。ややかさばった基本形状はそのままに、前後部のディテールはシリーズ向けに抑えられている。

周囲の黒いパネルはオフロード感を演出する意図があり、展示車両ではディテールや装飾要素も黒で際立たせている。

独立したフロントデザインにより、スズキの「e Vitara」との関連性はすぐにはわからない。トヨタは、より鋭利でないデザインを選択した。細いヘッドライトは黒い装飾的な要素と一体化している。これは、両サイドで鋭く先細りになっている。デイタイムランニングライトはヘッドライトの上端に配置され、多数の細い線で構成されている。

興味深い点として、アーバンクルーザーには18インチまたは19インチのホイールが装着されているが、ホイールアーチにはまだ多くのスペースがあり、ホイールが小さく見える。

フロントエプロンは、大型のエアインテークが左右のサイドベントを挟み込むように配置され、その左右のサイドベントは外側に大きく張り出している。一方、リヤはロゴが入れ替わっているだけで、「スズキe Vitara」とほとんど変わらない。

ヤリス クロスよりやや大きい

「アーバンクルーザー」は「ヤリス クロス」より少し大きくなる。特に後部座席の乗客は、アーバンクルーザーのホイールベースが14cm長いことを気に入るだろう。おそらくトランクも「ヤリス クロス」の397~768リットルより少し大きいと思われるが、トヨタはまだこの点について情報を提供していない。

サイズ一覧:
・全長: 4,285mm
・全幅: 1,800mm
・全高: 1,640mm
・ホイールベース: 2,700mm

駆動方式:前輪駆動および四輪駆動

これで、「アーバンクルーザー」に関する最も重要な質問にようやく答えられる。トヨタは航続距離を400kmと発表した。ただし、この最大値はすべての駆動方式に当てはまるわけではなく、おそらく61kWhのバッテリーを搭載した174馬力バージョンにのみ適用されるであろう。

この場合の最大トルクは189Nmだ。同じトルク値はベースモデルのデータシートにも記載されている。しかし、144馬力ではやや弱く、バッテリーも小さめ(49kWh)だ。これは小型バッテリーを搭載した唯一のモデルだ。

184馬力のトップモデル

2つの低出力モデルは前輪駆動だが、最上級モデルは全輪駆動で、リヤアクスルに追加の電動モーター(48kW)が搭載されている。システム出力は184馬力、300Nmだ。このモデルでは、大型バッテリーが使用されている。ヒートポンプは全モデルに標準装備されている。

充電容量に関しては、最大150kWが可能だが、おそらくは最上級モデルのみだろう。「スズキe Vitara」と同様、10%から70%までの充電には30分かかるはずだ。

装備:インテリアは見慣れたもの

インテリアには驚くようなところはない。姉妹モデルである「スズキe Vitara」をすでに知っているからだ。角張ったレイアウトはオフロード感を演出する意図があり、10.25インチと10.1インチの2つのスクリーンが1つのパネルに配置されている。大きなスクリーンには計器が表示される。

一方、スイッチ類は減らされている。縦に並んだエアベントの間にあるバーには、インフォテイメント機能のクイックセレクションボタンと音量調整ダイヤルがいくつか配置されている。これらは全体的なデザインに目立たないように組み込まれている。触覚的に強調されたハザードボタンは、緊急時に素早く見つけ、押すことができるはずだ。

2つのスクリーンが、スピードメーターとインフォテイメントを1つの視覚軸上に表示する。シフトはロータリーノブで選択する。

素材は非常にすっきりとしており、フロントシートは快適だ。しかし、撮影に使用した車両には、センターコンソールに大きなピアノラッカー仕上げの表面が装備されていたが、ほんの数分で表面にホコリや指紋の跡が見られる。

スライド式リヤシート

リヤシートは、コンパクトカーとしては驚くほど足元に余裕がある。これはリヤシートが16センチもスライドできることが理由のひとつだ。さらに、背もたれは傾斜角度を調整できるので、長距離の移動でもゆったりと座っていられるはずだ。しかし、前席よりも高い位置にあるリヤシートは背の高い人にとっては、すぐに頭上のスペースが少なく感じるかもしれない。

足元のスペースは十分だが、後部座席の頭上スペースはそれほど広くない。

装備:運転をアシストする機能

バックカメラなどの便利機能は標準装備されている。その他のアシスト機能は、駆動方式によって異なる。全輪駆動モデルにはヒルディセントコントロールとトレールモード(ホイールが空転するとブレーキが作動し、駆動トルクが反対側のホイールに伝達される)が装備されている。その他のモデルにはスノーモードが装備されている。これは駆動トルクを制御し、雪道でホイールが空転しないように設計されている。

フォトギャラリー:トヨタ アーバンクルーザー

Text: Katharina Berndt
Photo:Toyota Motor Corporation