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【新着情報】 パガーニのニューモデルにAMG製 NA V12エンジン搭載?

2020年10月25日

メルセデスAMGがパガーニのために新型V12を製作中?パガーニが新型を発表した。噂によれば、「ウライア R」には900馬力の完全新開発V12エンジンが搭載されるとのこと。新着情報をお届けする。

これは公式発表である。 パガーニから新型モデルが誕生するというのだ!ロードスター BCが、「ウライア」の最後の開発モデルになるのではないかと、多くの人が思っていたところ、同社のボスであるホラシオ パガーニが、「オートスタイルデザインコンペティション2020」のビデオメッセージの中で、2020年11月12日に、「ウライア R」が発表されることを明らかにした。

発表日を除いて、現時点ではほとんど情報は出ていない。1つの例外を除いて。ビデオの中で、ホラシオ パガーニは、ウライア Rが新しい自然吸気(NA)エンジンを搭載することを明らかにしているという。パガー二ではいままでのすべてのバージョン (クーペ、BC、ロードスター、ロードスター BC、イモラ) のウライアは、常にメルセデスAMGからの6.0 リッターV12ツインターボに依存していたため、これは少なからずセンセーショナルなニュースだ。性能レベルはすべてのモデルにおいて異なるものの、自然吸気のV12エンジンは、以前はパガーニ ゾンタ モデルにのみに搭載されていた。

V12自然吸気エンジンは900馬力?

「Thesupercarblog」によれば、ウライア RのV12は、メルセデスAMGのモータースポーツ部門HWAと共同で開発され、9500rpm以上で、最大900馬力を発揮すると言われている。この数値は紙の上でも印象的に聞こえる数字だ。ウライア Rがワンオフなのか、スモールシリーズ生産モデルなのかは不明だ。ニューモデルが道路走行認可を取得するかどうかもわからない。ウライア Rがゾンタ Rをベースにしているのであれば、ウライア Rもまた、レーストラック用にしか、意図されていないということも考えられる。これらの噂が本当かどうか、数量や価格などの詳細については、少なくとも11月12日まで待つ必要がある。

2009年、パガーニは純粋なレーストラックモデルのゾンタ Rを発表した。

先日、今度のメルセデスベンツSクラス(AMGモデル含む)ではV12エンジン搭載車をラインナップから外した、と記載したばかりなのに、今度はパガニーニにAMG製のV12エンジンを搭載するというニュースが届いた。いったいやめるのか、存続するのか、どっちやねん、という話ではあるが、パガニーニには、自然吸気のAMG製V12を搭載するというのは、本当のことらしい。

まあ絶対数がメルセデスベンツSクラスとパガニーニとでは、あまりに違いすぎるし、その世の中や環境への影響度も比べ物にならないことは言うまでもない。たかだか数台のパガニーニがV12エンジンを搭載したところで、地球的規模からしてみたら別にそれがどうした?というべき話なわけである。

問題はそのV12が新設計なのか、あるいは今まで存在していたV12の在庫?を使ったものなのかははっきりとしないが、わざわざ数台のパガニーニのためにV12エンジンをすべて一から作るなどということは考えにくいため、きっと今までの汎用なのだろうとは思う。それにしてもまだまだパガニーニも新しいニューモデルを追加したりして、やる気満々らしいので、続報が楽しみである。

Text: Jan Goetz
加筆:大林晃平
Photo: autoblog