【クルマライフの楽しみ方】メルセデスのラグジュアリーSUV「GLSクラス」をマイバッハとヴァージルアブローによる究極のコラボモデルにカスタマイズする

2025年2月8日

京都のカスタムカー専門店FOURSIDE（フォーサイド）がプロテクションフィルム「Fenix Scratch Guard」を使用してメルセデス・マイバッハ「Limited Edition Maybach by Virgil Abloh（リミテッドエディションマイバッハバイヴァージルアブロー）」をメルセデスGLSで再現した。

愛車のカスタマイズにはエクステリア、インテリアのカスタム、エンジンチューニングなど様々なメニューが用意されているが、今回紹介するのは元の状態がわからないくらい変化するエクステリアのカスタムだ。

京都のカスタムカー専門店FOURSIDE（フォーサイド）が販売車両としてメルセデスGLSをドナーにメルセデス・マイバッハへとエクステリアをカスタムした事例を紹介する。ボディは全塗装され、バンパーやサイドステップも交換され、見違える仕上がりとなっている。

今回のドナー「メルセデス・ベンツ GLS」メルセデス・ベンツのSUVフラッグシップモデル。

Fenix Scratch Guard

興味深いのは、いわゆる「全塗装」ではなく、高機能な塗装タイプのプロテクションフィルム「Fenix Scratch Guard」を施工した上から塗装してカスタムを実現したことだ。

「Fenix ScratchGuard」は、ボディにクリアの塗装タイプのペイントプロテクションフィルムを3層施工することによってフィルムタイプでは施工不能だった形状の部分まで施工ができる。今回はドア内側、ピラーの部分にまで施工することでドアを開けたら元の色が見えるという安易な状態ではない。さらに、施工したあとに塗装、コーティング、ポリッシング（磨き）もOKというスグレモノだ。

これならプロテクションフィルムでボディを保護しながら、塗装してカラーリングを楽しみ、剥がして現状復帰も可能になるので、まさにカラーリングカスタムを気軽に楽しむことができる。

Limited Edition Maybach by Virgil Abloh仕様が完成。Fenix Scratch Guardによる塗装同様の仕上がりと剝がせるフィルムの自由度が融合したかたちである。

FOURSIDEのノウハウとFenixによって同じ車両であることがわからないくらいな仕上がりを見せている。

カスタマイズにあたってはお手本となるメルセデス・マイバッハSクラスがベースの「Limited Edition Maybach by Virgil Abloh（リミテッドエディションマイバッハバイヴァージルアブロー）」のボディカラーであるオプシディアンブラックとコロラドベージュの2トンカラーの塗装をはじめ、フロントグリル、バンパー、ホイール、サイドステップの交換など多岐にわたって拘りのカスタマイズが施された。

カスタマイズには様々なアプローチがあるが、ボディカラーのチェンジは大がかりになるため、なかなか勇気がいるところだ。今回のようにFenix Scratch Guardというペイントプロテクションフィルムを使えば、カジュアルにカラーチェンジができるというカスタマイズの楽しさを最大限に享受できることことがわかった。

ドアの内側のピラーの部分まで塗装するという拘りがクオリティの高さを物語っている。

Mercedes-Maybach Limited Edition Maybach by Virgil Abloh
「オフ-ホワイト c/o ヴァージルアブロー」のクリエイティブディレクター、そして「ルイ・ヴィトン」のメンズ・アーティスティックディレクターを務めた故ヴァージル・アブローと「メルセデス・マイバッハ」とのコラボレーションによって誕生した全世界限定150台の特別限定車。その源はメルセデス・ベンツグループのチーフデザインオフィサーであるゴードン・ワグナー氏とコラボしてデザインされた「Project MAYBACH」という電気自動車のコンセプトカー“プロジェクト・マイバッハ（Project MAYBACH）”である。