新エネルギー商用車メーカー「ZO MOTORS」初の事業説明会を開催
2025年1月29日
新エネルギー商用車のファブレスメーカーZO MOTORS(ゾウモーターズ)は、1月15日(水)に設立してから初となる事業説明会を実施した。
ZO MOTORSは持続可能な環境の実現のため、日本発の新エネルギーを推進するトラックメーカーとして活動を開始した。事業開始に伴い、2024年からEVをはじめとした新エネルギー商用車の販売を行っている。事業説明会では代表執行役社長の花田氏が登壇し、ZO MOTORS のご紹介や事業展望、日本のトラック市場の動向や今後の業界予測などを説明した。
電動トラックの販売、保有率は2022年以来堅調に伸びているとして、2026年までにサービスセンターを含む6拠点を整備、2025年に300台、2026年に800台、2027年に2100台の販売する計画であるという。
車種展開は今回発表された中型6トントラックZM6をはじめ、今年12月には小型5トントラックのZM5が、2026年には7.5トンのZM8、3.5トントラック3種が販売される予定になっている。
日本でのZO MOTORSは車両開発、販売、アフターサービスを行っていますが、日本で設計開発したものを中国の提携OEMで生産いただき、完成車で日本に輸入し、ユーザー様に製品・サービスの提供をしています。弊社は中距離向けトラック、近距離向けトラックにフォーカスして製品投入をしていきます。市街地を走る時にCO2の排出や騒音が課題となりますが、そこはEVならではの強みを生かせると思います。新興企業についてユーザー様が心配されるのはアフターサービスの面だと思いますが、一般社団法人日本自動車車体補修協会(JARWA)さん、日本ロードサービス株式会社さんと提携し、弊社の車両はいつでもサービスを受けることができるようになっています。このことからユーザー様が安心にご利用いただける環境ができたと考えております。
ZO MOTORS(ゾウモーターズ) 代表執行役社長 花田 晋作
近距離、中距離向けトラックを製品化する
ZO MOTORSが車両開発、販売、アフターサービスを行い、車両は中国の提携OEMで生産、完成車で日本に輸入する。アフターサービスについては全国3000拠点が加盟する日本自動車車体補修協会と、全国9700拠点の日本ロードサービス株式会社と提携している。
ZO MOTORSについて
2023年7月に設立したZO MOTORSは、新エネルギーを推進するトラックメーカーです。カンボジアにKD工場を有し、アメリカ・ヨーロッパ・中国・東南アジアなど多数のOEM企業様と連携して新エネルギー商用車を開発し、販売に取り組んでいます。また、ガソリン車・ディーゼル車と同様のストレスフリーでスムーズなメンテナンスやロードサービスなどのサポート体制も充実しています。
優れた環境性能と安全性により、利用者の皆様にとって今までと変わらず安心してご利用いただける新エネルギー商用車を提供してまいります。
会社名にある「ZO」はZERO EMISSIONへの決意を表しており、ZO MOTORSの持続可能な社会と環境保護への願い、社会に対する約束を象徴するものです。
URL:https://www.zomotors.co.jp/
Text:アウトビルトジャパン
Photo:ZO MOTORS