続報 ついに時速500キロを突破!!!SSC Tuatara(トゥアターラ) 

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SSCトゥアターラ(2020): アメリカ製ハイパーカー世界最速記録更新!

1774馬力PSSCトゥアターラはついにブガッティの記録を破って公式に世界最速車となった。このアメリカ製ハイパーカーは想像もつかない速さ、532,93 km/hという驚異的な最高速度を達成した。

今、それは公式記録となった。
SSC トゥアターラは世界最速の市販車だ。
ネバダ砂漠の一本道で、アメリカのハイパースポーツカーは、平均最高速度508.73km/hの新記録を樹立した。
そして、絶対最高速度は、時速532.93キロという、信じられないような速度を記録した!

SSCトゥアターラは、2007年に412.22 km / h(277.9 mph)を達成したSSCウルティメイトエアロ(Ultimate Aero)の後継モデルだ。

こんなに速く走れるのか(絶句)。
数日前、私たちは、SSCトゥアターラが新記録を樹立したのではないかと報道していた米国のニュースチャンネルKPVM-TVについてレポートした。
今、その噂は事実となった。
1774馬力の強力なトゥアターラは、ケーニグセグ アゲーラRSやブガッティ シロン スーパースポーツ300+よりも速い。
SSCノースアメリカの生み出した、ハイパーカーが実際にどれだけ速かったかについては、専門家たちでさえも驚いた!

ブガッティ シロン スーパースポーツ300+よりも速い

1360馬力のケーニグセグ アゲーラRS 2017が、平均最高速度447.23 km/h、絶対最高速度457.54 km/hを達成した、同じネバダ州の砂漠のコースで、5.9リッターV8ツインターボと最大1774馬力のパワーを備え持つトゥアターラは、ケーニグセグ アゲーラRSの達成した記録を60km/hも上回る驚異の速さを達成した。
ハンドルを握っていたのはイギリスのレーシングドライバー、オリバー ウェッブ(Oliver Webb)。
ウェッブは、最初のトライアルで、すでに484.53 km/hを記録していたが、これは、2019年に市販車として初めて時速300マイル(約482km/h)の壁を破ったブガッティ シロン スーパースポーツ300+よりも、トゥアターラの方が、じゃっかん遅かったことを意味している。
厳密に言えば、417万ユーロのブガッティは、490.484km/hを達成したが、これはシロン スーパースポーツ300+が、閉鎖されたテストコースで1回の走行を完了しただけであり、公式記録のためには異なる方向で2回の走行を行い、その平均値がトップスピードとして認められるため、ギネスブックにエントリーするには十分ではなかった。

5.9リッターV8ツインターボは、レギュラーガソリンで1369馬力、E85で1774馬力を発揮する。 ©SSC North America, LLC.

SSCは2007年、すでに初のタイトルを獲得していた
しかし、2007年に、最高速度412.22km/h(256.14mph)を記録した「SSCアルティメイト エアロ(Ultimate Aero)」で、ブガッティ ヴェイロンを追い抜いたSSCノースアメリカは、それ以上のものを求めていた。
そして2回目の走行で、レコードドライバーのオリバー ウェッブが信じられない偉業を達成した。
彼はトゥアターラを532.93 km/h(331.15 mph)まで加速させたのだった。
このようにして、世界最速の市販車の平均時速508.73km/hという新記録を樹立したのだった。
また、ウェッブによると、この時点でもトゥアターラはまだ限界に達しておらず、強い横風のために減速したとも事後に述べているという。
これまた印象的で興味深い。
アルティメイト エアロの記録から13年後、SSCノースアメリカは宿願だったトップスピードの王座を奪還した。
今回の記録は、ケーニグセグやブガッティなどにとっては、反撃するのが本当に難しい数字と言えよう。

信じられない光景。「世界で最も速い生産車」の称号を獲得した「SSCノースアメリカ」。
©SSC North America, LLC.
5.9リッターV8ツインターボは、レギュラーガソリンで1369馬力、E85で1774馬力を発揮する。

前回のリポートで、500km/hの壁を超えるかどうか、と話題になった?SSCトゥアターラであるが、なんとちゃんと500の壁を突破し、しかもちゃんとギネスブックの公認となったらしい。
これでブガッティの記録を塗り替えてよかった、よかった、と思うことは確かではあるが、このSSCトゥアタラーラ、いったい何台ちゃんと生産して、一般のユーザーに購入してもらっているのか、さっぱりわからないところがやや疑問ではある。
またこの車が欲しい場合にはどこにいって、いくら払えば、いつ手に入れられるのかといった情報もまったくわからないしそういう意味では、ブガッティのレベルの話ではない、のかもしれない。
だがそれでも、ちゃんと500という壁を突破し、ギネス記録になったことは事実だし、それよりなにより、事故とかが起こらなくて本当に良かったと思う。
この記録にも満足せずに、まだこの上の世界を彼らは目指すのだろうか??

Text: Jan Götze
加筆:大林晃平
Photo: SSC North America, LLC.