【今年の新型車一覧】2025年に登場するニューモデル51台を画像とともに一挙に紹介!
2025年1月1日
ミニ カブリオレ(画像はクローズドルーフのミニ):ミニ クーパーの名は正真正銘のクラシックカーであり、5代目となる今回は、初代に強く回帰している。今後は、BEVかICEかに関わらず「クーパー」の称号を持つ3ドアおよび5ドアモデル、そしてコンバーチブルに慣れ親しむ必要がある。オープンカーのドライブ体験を好むファンには、コンバーチブルバージョンもある。Photo:BMW Group
ミニ エレクトリックJCW:ミニ クーパーの第5世代には電気自動車バージョンもあることはすでに知られている。より高い性能を求める人向けには、「ジョン クーパー ワークス」という接尾辞が付いたスポーツバージョンがある。電気自動車のスポーツミニは、最高出力258馬力、航続距離371kmを実現すると言われている。Photo:Hersteller
ミニ エースマン JCW(画像は現行モデル):ミニ エースマンは、ファンにとってeモビリティをより魅力的にする切り札となるだろう。性能面では、電気仕様のクーパーJCWとの違いはないが、航続距離は355kmと、やや短くなる。Photo:BMW AG
プジョーE-408(画像は現行モデル):408の最初の2世代は中国専用モデルだった。2022年、プジョーはヨーロッパ専用に開発された第3世代を投入した。E-408は来年にも次世代モデルに切り替わる予定である。新型モデルは航続距離が長くなる可能性が高い。現行モデルは最大453kmを走行できる。Photo:Stellantis
プジョーE-3008ロングレンジ: プジョーはすでに3008の電気自動車版を発表しており、さらに航続距離の長いバージョンが来年には注文可能になる予定だ。従来モデルの73kWhから96.9kWhへとさらに大型のバッテリーを搭載したことにより、最大698kmの走行が可能となる。Photo:Olaf Itrich / AUTO BILD
プジョー308:第3世代プジョー308が約3年を経てフェイスリフトされる。P51と呼ばれる308は、先代モデルと多くの点で異なっている。最も分かりやすいのは完全に新しくデザインされたボディだ。新型オペル アストラLもベースとしているEMP2プラットフォームを採用したことにより、308にはプラグインハイブリッド車と電気自動車のE-308も用意されている。Photo:Christoph Börries / AUTO BILD
ポールスター5:ポールスター5のプロトタイプは、2021年のグッドウッド フェスティバル オブ スピードで既に公開されており、いよいよ生産モデルが登場することになる。2基の電動モーターで641kW(872馬力)の出力と最大900Nmのトルクを発揮する。ポールスター5のバッテリー容量は100kWh以上となる予定で、運転スタイルにもよるが、航続距離は600km程度が現実的だろう。Photo:Polestar
ポールスター3ロングレンジ シングルモーター:2台の全輪駆動モデルに続き、2025年4月には、1基の電動モーター、111kWhのバッテリー、航続距離706kmのバージョンが追加される予定だ。後輪駆動モデルは、すでに78,590ユーロ(約1,300万円)から注文可能となっている。Photo:Polestar
ポルシェ911 GT3/GT3ツーリング:ポルシェ992.2 GT3は、革命ではなく進化する。2025年より、GT3 RSと911 S/Tのパーツを搭載したフェイスリフトモデルがディーラーに並ぶ。500馬力の4リッター6気筒自然吸気エンジンはそのままに、マニュアルまたはPDKトランスミッションのオプションが用意されている。GT3のスポイラーが気に入らない人は、より人間味のあるツーリングバージョンに戻すこともできる。Photo:Porsche AG
ポルシェ911派生車種:911(画像はGTS)およびGT3派生車種はすでにフェイスリフトが施されているが、ポルシェは2025年にカルト的人気を誇るスポーツカーの新たな派生車種を発売するつもりだ。ただし、ツッフェンハウゼンのメーカーは、その車種(例えばGT2 RSやサファリ)をまだ明らかにしていない。Photo:Porsche AG
ルノー5:新型R5の登場により、象徴的な名が電気自動車として街に戻ってきた。目標は、eモビリティをより手頃な価格にすること。2025年春より、40kWhのバッテリーを搭載し、航続距離約300km、価格は2万5,000ユーロ(約410万円)未満のベースモデルが追加される。Photo:Olaf Itrich, Auto BILD
ルノー4:ヨーロッパの道路で復活を遂げるのはR5だけではない。R4も復活する。ルノー4は、ルノーグループの多くの兄弟車と同じ駆動コンセプトを共有しており、ルノーによれば、航続距離は最大400キロkmだ。Photo:Renault Group
ルノー オーストラル:ルノーのSUV「カジャー」はドイツではほとんど売れなかった。その後継車「オーストラル」は2022年に発売され、ルノーは2025年に改良新型モデルを発売する予定である。改良新型モデルは新しいブランドイメージを採用し、ハイブリッド仕様のみとなる見込みである。Photo:Bernhard Reichel
ルノー エスパス:かつては大型ファミリーバンであったルノー エスパスは、2023年よりSUVとして市場に投入された。そして、そのわずか2年後には、主に外観の面で改良が加えられる予定である。Photo:Renault Group
ボルボES90:ボルボは大型ビジネスサルーンのS90を電動化する。完全電気自動車のES90はSPA2プラットフォームをベースに、大型SUVのEX90と技術を共有する。空気抵抗の低減により、航続距離は600km以上となる見込みである。107kWhのバッテリーを搭載する可能性が高い。Photo:Volvo
ボルボX30クロスカントリー(画像は現行EX30): 電気自動車SUVのEX30は2025年にはクロスカントリーと呼ばれるオフロード仕様車が発売される予定だ。技術的には、通常のEX30と比較してほとんど変更はないだろう。Photo:HEICO SPORTIV GmbH & Co. KG
ボルボXC60(画像は現行モデル): 2025年にはXC60もフェイスリフトされる予定だ。アップデートに関しては、最近アップデートされた大型のXC90に似たものとなる。よりワイドなグリルを備えたリフレッシュされたデザインと、マイルドハイブリッドおよびプラグインハイブリッドで、エンジンラインナップの縮小を意味する。Photo:Olaf Itrich / AUTO BILD
VWタイロン:VW ティグアン オールスペースは、少なくともヨーロッパでは過去のものとなった。このSUVは、タイロンという名に置き換えられる。タイロンは技術的にはティグアンの拡大版だが、中型SUVとはかなり異なる外観だ。ウォルフスブルク発の大型車は、最大7人乗りのシートと、ディーゼルからプラグインハイブリッドまで、さまざまなエンジンを搭載している。Photo:Volkswagen AG
VW T-Roc:T-RocはVWのベストセラーモデルの1つであり、8年を経て次世代モデルがスタートラインに立った。デザイン的には小型のティグアンとなる可能性が高い。次世代モデルは、内燃エンジンを搭載して発売される最後のシリーズとなる可能性が高い。Photo:Bernhard Reichel
VW ID.2 X:VWは電気自動車をより手頃な価格にするために努力している。ウォルフスブルクに拠点を置く同社は、すでにID.2オールでポロ仕様の電気自動車の小型車のスタディモデルを公開しており、さらに派生モデルとして、小型電気自動車のオフロード仕様であるID.2 Xを投入する計画だ。Photo:B. Reichel
VW ゴルフGTI誕生50周年記念特別仕様車:2024年の初頭、フォルクスワーゲンはゴルフに大幅なフェイスリフトを施し、使いづらいインフォテイメントシステムなどの問題点を解消した。もちろん、GTI(写真)も含まれる。コンパクトスポーツカーの50周年を記念した特別仕様車が発売される。これは細かい部分で識別でき、技術的にはさらにスポーティになるはずだ。Photo:Volkswagen AG
Text: Sebastian Friemel