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【新たな欠陥判明?】テスラはサイバートラックを頑丈さの象徴としているが小さな道路の穴がオーナーに大きな代償を強いることとなった!

2025年1月16日

テスラ サイバートラック対道路の穴。5桁の修理費用。テスラはサイバートラックを頑丈さの象徴として宣伝しているが、小さな道路の穴がオーナーに大きな代償を強いることとなった。

未来的で革新的、そして頑丈。少なくともテスラ自身は、「サイバートラック」にそのような特徴があると主張している。2023年11月末に、4年遅れでついに市場に投入された「サイバートラック」に対する期待は、それに応じて高かった。

しかし、この完全電気式ピックアップに対する意見は、すべてがポジティブなわけではない。過去には、テスラがリコールキャンペーンを実施せざるを得ないような問題が繰り返し発生している。今、Facebook上の新しいドライバーレポートが、3.1トンの「サイバートラック」の品質に疑問を投げかけていると、ポータルサイト「Carscoops」が報じている。

ポットホールがサイバートラックを破壊?

「サイバートラック」の所有者がFacebookに投稿したところによれば、ポットホール(道路の表面にできる円形の穴やへこみ)を1つ通っただけで、リアサスペンションが折れてフレームを突き抜け、リアフレーム全体が落ちて、その結果3万2,000ユーロ(約530万円)相当の損傷が生じたという。

さらに、請求書によれば、「フロントとリアのラック&ピニオンステアリング、サスペンション全体、バンパー、エアサスペンションシステム、荷台の部品」も交換しなければならなかったとある。「Reddit」で出回っている写真には、その損傷と請求額3万4,013ドル(約530万円)が写っている。これは、4輪駆動の「サイバートラック」の元の価格(7万9,990ドル=約1,200万円)のほぼ半額に相当する。

ユーザーは道路の穴の話を疑っている

しかし、「Reddit」では、一部のユーザーが、「サイバートラック」のようなピックアップトラックに、穴が原因でこれほどの損害が生じるのかと疑問を呈している。また、別のユーザーは、「サイバートラック」のドライバーが数週間前に投稿した内容に、電気自動車でジャンプを行ったことが損害につながったと書いてあったと主張している。「サイバートラック」の所有者は、Facebookへの投稿で、運転の状況について意図的に言及することを避けている。「保険で支払われたので、運転状況についてコメントしたくない。ただ、道路が洗い流されたことでできた非常に大きな穴が、すべてのドミノ倒しを引き起こしただけだ」と彼は述べている。また、「サイバートラック」は、たとえ損害が発生したとしても、これまで所有した中で最高のトラックであると彼は考えており、「このトラックの頑丈さとパワーには驚く」と主張している。

Text: Rui Filipe Martins Machado
Photo: UCG / Getty Images