【このW12ベントレーなんぼ?】W12搭載の「ベントレー コンチネンタル フライングスパー」がたったの330万円?何で?欲しいかも・・・
2025年1月14日
ベントレー コンチネンタル フライングスパー(Bentley Continental Flying Spur):ベントレーは、ほとんどの人にとって、手の届かない車だが、純粋な贅沢とW12エンジンの中古のベントレーなら2万ユーロ(約330万円)以下で手に入る。しかし、残念ながら、それには落とし穴がある・・・。
自動車の高級セグメントで最高級品といえば、ロールス・ロイスとベントレーほどその代名詞となっているメーカーはほとんどない。大きなエンジン、たくさんのレザー、重厚なボディ、そして考えられる限りの贅沢。もちろん、この高級感は価格にも反映されている。そう、ベントレーは一般消費者向けではない。
それともそうではないのだろうか?新車に関しては、答えは依然として「ノー」だ。しかし、例えば20年ほど過去にさかのぼって考えてみると、また違った様相が浮かび上がってくる。もちろん、いくつかの制限はあるものの、2万ユーロ(約330万円)未満で「ベントレー コンチネンタル フライングスパー」を見つけることができるのだ!
つまり、考えられるあらゆる快適さを享受できるということだ。4ゾーンクライメートコントロール、メモリー機能付き電動シート調整、マッサージ機能、シートヒーターなど、あらゆる快適さを備えている。前席と後部座席、後部座席の2つのスクリーン、ナビゲーションシステム、バイキセノンヘッドライト、ヒーター付きステアリングホイール、フルレザーインテリアなど、その他にも数多くの装備が搭載されている。
W12エンジンは560馬力を発生
そして、これらはすべて2006年にはすでに利用可能だった!しかし、魅力はそれだけではない。なぜなら、このクーペには、6リッターの排気量と最大トルク650Nmを誇る560馬力のW12エンジンが搭載されており、最高速度は312km/hに達する!燃費についてはあまり考えない方が良いだろう。
このベントレーは、18年間で172,200kmしか走行していないが、購入価格がいくら魅力的であっても、メンテナンスやランニングコストは今後どれだけ必要かは、ほぼ計算不能だ。VWとの関係もあまり助けにはならない。なぜなら、「フェートン」の修理やスペアパーツは、ほとんどの場合、何よりもまず高額だからだ。だが、維持費だけ何とかできるなら、W12ベントレーを手に入れる絶好のチャンスであることには間違いない。
Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: AutoScout24/Autohaus 300 GbR