1. ホーム
  2. ニュース
  3. ブレンボとモータースポーツ たゆまぬ努力が700を超える世界タイトル獲得を実現

ブレンボとモータースポーツ たゆまぬ努力が700を超える世界タイトル獲得を実現

2024年12月17日

過酷な道から伝説のサーキットまで、ブレンボが刻むモータースポーツの歴史:brembo(ブレンボ)は今年F1、MotoGPをはじめとするモータースポーツへの関りにおいて69のタイトルを獲得した。

ブレーキシステムのリーディングカンパニー、ブレンボは、2024年のモータースポーツシーンで69のタイトルを獲得し、確固たる地位を固めた。

eモータースポーツ

今年で6シーズン連続、FIA フォーミュラE世界選手権のGen3シングルシーターフル電動マシン22台すべてと、ドゥカティが供給するFIM MotoE世界選手権の18台の電動マシンにブレンボのブレーキシステムが採用され、その優れた性能がマシンのスペック向上に寄与している。

Formura1

F1では、再びブレンボが勝利を独占。2024年に開催された全24レースで、ブレンボのブレーキシステムを搭載したマシンが勝利した。中でも、ブレンボのキャリパー、ディスクを使用しているレッドブルのマックス・フェルスタッペンが4シーズン連続で王者に輝いたことでさらなる活躍が期待される。

F1の過酷な環境の中でも最適なストッピングパワーを発揮するブレンボのキャリパー、ディスク。

イタリアのベルガモから世界に発信するブレンボが1975年以降、計851戦のグランプリレースで獲得した勝利は531。これまで30のドライバーズタイトルと34のコンストラクターズタイトルを手にしている。

WRC

世界ラリー選手権(WRC)におけるティエリー・ヌービル選手(ヒョンデ・モータースポーツ)の初タイトル獲得は、ブレンボブレーキシステムの性能と信頼性の証と言える。ブレンボの強さはGen-7 Carでも実証され、多くのドライバーやチームがAPレーシングをはじめとするブレンボグループのコンポーネントを採用。オーバルトラックの高速走行でもブレンボの信頼性が改めて裏付けられた。

MotoGP

MotoGPにおいてのブレンボグループの躍進は特筆すべきものがある。さらに、その成功はマルケジーニの力強い貢献とともに、Moto2、Moto3、スーパーバイク世界選手権へと広がっていて、1978年以降、プレミアクラス(旧500ccクラス、現MotoGPクラス)で592の勝利を獲得した目覚ましい記録は、ブレンボの卓越性の証となっている。今年で9年連続して、ブレンボのコンポーネントがすべてのMotoGPライダーに採用されており、トップチームとともに手に入れた通算36のライダーズタイトルと37のコンストラクターズタイトルは、ブレンボの勝利の代名詞だ。

ブレンボのブレーキシステム、マルケジーニのホイールが装着されたMoto3マシン。

世界のモータースポーツ

上記トップカテゴリー以外でも、FIA 世界耐久選手権(WEC)、GT選手権、IMSA スポーツカー選手権、FIMロードレース世界耐久選手権(EWC)、Gen-7 Car、FIMモトクロス世界選手権(MXGP)、FIM エンデューロ世界選手権、FIM トライアル世界選手権、FIA F2選手権、FIA F3選手権、スーパーフォーミュラ選手権、MotoAmerica(モトアメリカ)、ポルシェ・モービル1・スーパーカップなど、1975年以降、現時点までにさまざまなカテゴリーの計700を超える世界タイトルの獲得にブレンボが貢献しているのは推して知るべしだ。

ソリューションプロバイダーであるブレンボは、モータースポーツ選手権で培った長年の経験を活かし、画期的かつサステナブルな技術ソリューションを開発している。今では世界の主要四輪車・二輪車メーカーに最先端の製品を提供し、最大限の性能と安全性の確保を支えている。そしてオーリンズのグループ入りをはじめ、マルケジーニ、APレーシング、SBSフリクション、ホタ・ホアンをはじめとするグループ会社一丸となって「走る・曲がる・止まる」を高い次元で実現し、世界の交通社会に貢献している。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:ブレンボ・ジャパン