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【秘密情報流出!】世界最大かつ最も貴重な車のコレクションのひとつ ブルネイのスルタンのコレクションリストの大部分が流出!

2024年12月3日

ブルネイのスルタンのコレクションリストが流出:世界的に最も貴重な車のコレクションの秘密が明らかになった。80年代と90年代に、ブルネイのスルタンは3,000台から7,000台の車を収集した。その中には、彼のために特別に作られた多くのユニークな車もあった。

秘密が明らかになった!何十年もの間、ブルネイのスルタンの自動車コレクションは、車好きの間でも最大の謎のひとつだった。多くの噂や神話はあったが、事実についてはほとんど知られていなかった。写真となると、さらに数が限られていた。推定7,000台の車から成るコレクションは、10億ユーロ(約1,650億円)以上の価値があると言われている。しかし、これまで証拠となるものは何もなかった。だが、数日前、ブルネイのスルタンの所有する全車の写真が収められているとされるクラウドアルバムが流出した!

「ベントレー ドミネーター」、「フェラーリF90」、「アストンマーティンAM4」をご存知だろうか?いいえ?それは当然だ。なぜなら、これらはブルネイ王室専用に製造された車のごく一部に過ぎないからだ。

素晴らしいフォトアルバム
https://drive.google.com/drive/folders/1vlfg68Ow4Z8T62_Qa28yY5tV7kkNCa1b

この驚くべきコレクションは、1980年から2000年の間に、スルタンの弟であるジェフリー王子によって収集されたものだ。噂によると、ジェフリー王子は大の車好きで、夢の車に1日平均約50万ユーロ(約8,250万円)を費やしていたと言われている。これらの夢の車の中には、王室のために特別に作られたものもある。ベントレーやアストンマーティンなどのメーカーは、この期間にブルネイからの注文があったからこそ生き残ることができたという噂さえある。写真やコレクションの存在を示す証拠は、ごく限られたケースでしかお目にかかれない。

3,000台から7,000台?

いわゆる「暗室」や、非常に貴重な車のためのガラスケースも備えたこのガレージ群では、長年にわたり厳格な撮影禁止令が敷かれてきた。それでも、コレクションの全容をうかがい知ることのできる写真が、繰り返し公開されてきた。最近では、おそらく世界最大の自動車コレクションに光を当てることを目的とするインスタグラムのアカウントがいくつか登場した。現在までに、このコレクションが実際に何台の車を含んでいるのかは正確には分かっていない。噂によると、その数は3,000台から7,000台だと言われている。

現地で車を目にすることができた少数の招待客は、ガレージのエアコンがオフになっていたため、多くの車の内装がひどくカビていたと報告している。当初は、整備士チームが車の管理を行い、メーカーは毎年ブルネイにサービススタッフを派遣していたと言われているが、長年にわたって車はそれほど入念に手入れされなくなっていたと言われている。

実際、最近出回った写真を見ると、多くの車の内部にカビが生えていることが分かる。しかし、何十年もの間コレクションについてほとんど語られることがなかったのに、なぜ突然数千枚もの写真が現れたのだろうか?

写真の撮影時期は2001年まで遡る

王室もこの質問の答えを知りたいことだろう。分かっているのは、2001年の写真でコレクションの大部分が写っているということだ。20年以上前のこれらの写真がクラウドアルバムに保管され、公開されるようになった経緯は不明だ。しかし、世界中の車好きや愛好家が、ついにこのユニークな車を堪能できるようになったのだ。あまり多くを明かしたくないので、コレクションのハイライトを少しだけ紹介しよう。

・ポルシェ962 LMの常設5台
・ポルシェ959、10台以上
・6台のフェラーリF50(一部は右ハンドルに改造)
・フェラーリF40、7台
・フェラーリF40 LM(右ハンドル、テスタロッサのシート付き)
・フェラーリ288GTOエボルツィオーネ(右ハンドル、ラジオ付き)
・10台以上のジャガーXJ220
・2台のジャガーXJR-15
・マクラーレンF1 GT(3台のうちの1台)
・3台のマクラーレンF1 LM
・マクラーレンF1 GTR
・マクラーレンF1(ロードバージョン)、3台
・ブガッティEB110 SS、4台

これに加えて、さまざまなメーカーによる無数の特注車もあった。ベントレーだけでも、「ドミネーター」、「ジャワ」、「グランプリ」、「シルバーストーン」、「インペリアル」、「バッカニア」など、王室向けに1ダースほどの専用モデルが作られた。アストンマーティンやフェラーリ、そして特にメルセデスも同様で、例えば、7.3リッターV12エンジンを搭載した「W140」シリーズの「Sクラス」モデルをステーションワゴンに改造した個体もある。また、ナイトビジョン装置を搭載した「フェラーリ456」や、装甲を施した「ポルシェ928」など、特別な注文による改造も行われた。まさに想像力には限界はなかった。

それらの車がその後どうなったのかは不明だ。しかし、コレクションのなかでもごく一部の車、例えば黄色の「マクラーレンF1」などは売却されたが、2,000万ユーロ(約33億円)以上する「マクラーレンF1 GT」などは、英国のサービスセンターに運ばれているところを目撃されている。しかし、大半の車はガレージに置かれたまま、埃をかぶり、カビが生えているかと思われる。

時間に余裕のある方は、フォトアルバムのリンクを再度紹介するので、どうぞご覧ください。そして存分にお楽しみください!

https://drive.google.com/drive/folders/1vlfg68Ow4Z8T62_Qa28yY5tV7kkNCa1b

インスタグラム画像
https://www.instagram.com/p/DCw5wnPoR_S/?utm_source=ig_embed&ig_rid=f9a4d627-5bd7-4f86-8216-a555aea749a8&img_index=1

Text: Jan Götze
Photo: instagram.com/Supercarblondie