【ドナルド トランプ再選記念】歴代の米国大統領専用リムジン ”The Beast(野獣)” 65枚の画像で理屈抜きにお楽しみください!
2024年11月29日

世界で最も権力を持つ人物が乗る車は安全が最優先される特別仕様で、最近ではジョー バイデンがドイツを公式訪問した際に使用した 「大統領専用車 」は、俗に 「The Beast(野獣) 」と呼ばれ、2018年から使用されている。
この大統領車は、バイデンの前任者であるドナルド トランプの任期中にゼネラルモーターズが特別に製造したもので、最も厳しいセキュリティ基準を満たした“走る要塞”である。特別に開発されたキャデラックモデルであることから、「Cadillac One(キャデラック ワン)」という愛称でも呼ばれている。
この移動式高セキュリティ車両の価格は1台あたり約150万米ドル(約2億3千万円)だ。ちなみに、約8年ごとに新型が開発されるため、現行モデルは間もなく後継モデルに置き換えられる予定だ。
米国大統領専用車。全長7メートル近いこの車は、装甲が施され、トラック用タイヤを履いており、「The Beast(野獣)」という異名を持っている。以下、「Cadillac One(キャデラック ワン)」とその数々の歴代米国大統領専用車を紹介していこう。
フォトギャラリー: “The Beast(野獣)”: 歴代米国大統領専用リムジン


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この高セキュリティのキャディは、ミシガン州ミルフォード(米国)にあるGMのテストコースで入念な高速テスト走行をおこなった。CT6と同様、フロントには最新のキャデラックグリル、縦型のヘッドライトを備え、アメリカの高級車らしい風格を漂わせている。サイドは一般モデルよりもはるかに力強い印象だ。


米国大統領専用車の車内には7人分のスペースがあり、ドアは20センチもの厚さがある。窓ガラスは化学兵器攻撃や軍用弾による銃撃にも耐えられるよう設計されている。「The Beast(野獣)」の車体下部は、地雷を踏んでも自衛できるようになっている。また、万が一の事態に備え、車内には酸素タンクと、大統領の血液型が記載された血液バッグが備え付けられている。暗闇での防御や反撃用に、暗視ゴーグルと催涙ガス発射装置も用意されている。

2017年7月にハンブルクで開催されたG20サミットの際も、トランプ大統領は自身のリムジン「The Beast(野獣)」で移動していた。
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