【F1から撤退】つらい ついにホンダ F1から撤退 その歴史を振り返る
2020年10月3日
フォーミュラー1: ホンダ撤退 とうとうその日がやってきた 2050年に向けてCO2ゼロに注力
F1界に衝撃!
ホンダは2021年シーズンを最後にF1から完全撤退することを正式に発表した。
1962年、本田宗一郎は、四輪事業への進出を発表する。
同じ年、四輪事業も始まらない時期に、世界に名だたる鈴鹿サーキットを建設。
1963年、自社のマシンの参戦なしに、鈴鹿で日本GPを開催。
1964年、ホンダは、その実態はまだ2輪メーカーであったが、F1に果敢(無謀)にも挑戦する。しかもシャシーからエンジンまですべて自前で製作し、フルワークス体制で、フェラーリやロータスといった競合に立ち向かったのだ。
1964年8月2日、ホンダにとってF1初戦は、ニュルブルクリンクでおこなわれたドイツGPだった。
そして、約1年後の、1965年のメキシコGPで、F1初勝利を挙げるという快挙を達成する。
1983年から1992年までの10年間、エンジンサプライヤーとしての黄金期。
ネルソンピケ、アイルトンセナ、アランプロストといった伝説のF1レーサーがホンダのF1エンジンを搭載したマシンを駆って、F1チャンピオンに輝いた。
そしてついにその日が来る。
まさにホンダは、60年間にわたって、日本のクルマ少年たちの憧れであり続けた。
本当に長い間ありがとうホンダ。
最後の1年、がんばって、有終の美を飾って、我々日本人を勇気づけて!
フォーミュラー1: 我々の選んだF1史上もっとも重要なメーカー×20
Text: Ralf Bach