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モーガン プラス シックスの特別限定モデル「MORGAN PLUS SIX PINNACLE」販売開始

2024年11月5日

エスシーアイは、全国のモーガン正規販売代理店に於いて、MORGAN PLUS SIX ⽣産終了を記念した限定モデル(世界限定30 台)、MORGAN PLUS SIX PINNACLE (モーガン・プラス・シックス・ピナクル)の販売を開始した。⾞両本体価格は22,495,000 円。

モーガンの現在のフラッグシップモデルPLUS SIXラインの⽣産は、世界限定30台のPLUS SIX PINNACLE にて、2025年早々に終了する予定となっている。このエディションをもって「PLUS 8」の⽣産開始以来50年以上にわたるモーガンスポーツカーの系譜に終⽌符が打たれることとなる。新型フラッグシップは2025年に発表される予定。

限定車の「PLUS SIX PINNACLE」 は、モーガンのオーダーメイドの実⼒を⽰すもので、今までのPLUS SIXのオーダーを通じて顧客からリクエストされた、最もエクスクルーシブな「スペシャル・オプション」から厳選されたセレクションを反映しているのが特徴となっている。

常にオーダーメイド

「PLUS SIX PINNACLE」には、Bridge of Weir(ブリッジ オブ ウィアー)との共同開発による新しいモーガン レザーオプションが用意されている。明るいキャメル・タンのFawn(フォーン)、ペブルグレインテクスチャー(小石目調)のExplore(エクスプロア)、ソフト・ブルーのRiviera(リビエラ)の3種類。「PLUS SIX PINNACLE」は、エクステリアを引き⽴たせるために可能な限りニュートラルになるように開発され、サンプル塗装を含め、どのような外装色を選択しても追加料⾦なしとなっている(カラーコード指定により選択可能で、⼀部を除きソリッドとメタリックは追加料⾦無し、パールは価格応談)。

新素材の探求を続ける「PLUS SIX PINNACLE」は、インテリアのレザー・オプションを補完する天然シープスキンカーペットを採用。これらのカーペットは厚みがあり、柔らかく、足元やリアバルクヘッドまでラグジュアリーな雰囲気を演出する。各カーペットは3種類のレザーオプションと完璧にマッチするカラーで、深いパイル地のカーペットは滑らかなレザーに対して⾼い質感のコントラストをもたらす。モーガンのモデルレンジには様々なシートステッチパターンがあり、ホリゾンタルプリーテドとキルトツインニードルステッチが人気の選択だ。「PLUS SIX PINNACLE」では、モーガンのデザインチームがトリムショップの職人と密接に協⼒し、両オプションを組み合わせたユニークなステッチパターンを開発した。このパターンは、シートバックを垂直に駆け上がるようにデザインされ、その後、収束して交差し、ピナクルのロゴが上部に表⽰される。

「PLUS SIX PINNACLE」は、モーガンの限定特別プロジェクト「Midsummer(ミッドサマー)」のコックピット周りに初めて採用されたチーク材を採用。「PLUS SIX PINNACLE」には、チークベニアのセンターコラムとソリッドチークのダッシュボードローワーレールが装備されている。日本の寄木細工からインスピレーションを得たピナクルのロゴは、センターポールベニアにアルミニウムではめ込まれている。

「PLUS SIX PINNACLE」の全⾞両は、ホイール、ストーンガード、ダッシュボードにサテン・ウォーム・シルバー(ミネラルシルバー)仕上げが施されていて、どのような外装色と組み合わせてもニュートラルになるよう、柔らかく仕上げられている。「PLUS SIX PINNACLE」には、ポリッシュ仕上げのル・マン・スタイルの跳ね上げ式フューエル・フィラー・キャップも装着され、このフューエル・キャップの仕上げは、プラス・シックスに初めて装備された新しいエクステリア・ミラー、インテリア・ミラー、ステアリング・ホイール・センターとコーディネートされており、モーガン全モデルに対する継続的な品質向上の哲学を表現している。

最後のハイパワー・クラシックシェイプ・モーガン・スポーツカー

1968年のV8エンジン搭載のPLUS 8に始まり、2019年の直列6 気筒エンジン搭載の「PLUS SIX」へと進化、約1,000台をヨーロッパとアジア全域のモーガンファンに納車した。そして約60年の伝統を誇る最終バージョンが限定30台の「PLUS SIX PINNACLE」となる。モーガンのピッカースレイ・ロード工場で製造される伝統的なウイングシルエットを持つ、最後のハイキャパシティ・モーガン・スポーツだ。

爽快なパワーとクラシカルなスタイリングを併せ持つ「PLUS SIX」は、オーナーやエンスージアストを歓喜させ、これまで⽣産されたモーガン⾞の中で最も動⼒性能に優れたモデルで、最新の「PLUS SIX」は、ハイキャパシティ・クラシックシェイプのモーガン・スポーツカーの最⾼峰だ。

「PLUS SIX」は、CXジェネレーション接着アルミニウムプラットフォームを採用した最初のモーガンであり、ターボチャージド・エンジンを採用した最初のモーガンで、このエンジンとプラットフォームの組み合わせは、ピニンファリーナとのコラボレーションによってデザインされたモーガンの限定バルケッタ、Midsummer(ミッドサマー)のベースとして採用されている。

特別なリクエストはよくあること

ほとんど無限にあるオプションとカラーリングの組み合わせは、すべてのモーガンが唯⼀無二の存在であり、オーナーの嗜好と要望に合わせたオーダーメイドであることを意味する。モーガンは全モデルにおいて、特別注文のペイントワークからワンオフの素材や特注のインテリアトリムまで、複雑多岐にわたる顧客の特別なリクエストを定期的に受けていて、顧客の特別なリクエストにはモーガンの職人とのコンサルティングが含まれており、職人はその類稀な技術を駆使して、可能な限り最⾼品質のものを組み立てる。「PLUS SIX PINNACLE」は、これまでの特別なリクエストの中から厳選したコレクションを創り出し、モーガンビスポークの頂点となる。

ピナクルネーム

「PINNACLE」のロゴは、⾞内の数カ所にあしらわれている。このロゴは貴宝石のように多⾯的で、⾼級感と希少性を感じさせるとともに、モーガンのさまざまな⾯が⼀体となって、特別で唯⼀無比なものを⽣み出していることを表現している。ロゴの⼀部は、モーガンの工場があるマルヴァーン・ヒルズの岩肌からもインスピレーションを得ている。その丘のひとつはピナクルヒルと名付けられており、まさに「PLUS SIX」の頂点になるというプロジェクトの意図を物語っている。

モーガンのデザイナーとして、私たちは多くの時間を費やして数え切れないほどのソースからインスピレーションを集め、そのアイデアをどのように私たちのクルマに応用できるかを探求する機会を楽しみにしています。新しい素材やテクニックを試しながら、職人たちから情報を得ることは、モーガンをやりがいのある職場にしています。PLUS SIX PINNACLE は、私たちの最も愛されてきたモデルのひとつであるPLUS SIX の終焉を記念するものであり、このモデルに携わってきたチームの能⼒とエネルギーを如実に反映していると思います。私たちが創造するクルマは、運転する爽快感を味わえるだけでなく、上質な素材を使用することによって、心地よく、リラックスできる、魅⼒的な⾃然環境を提供実現します。このプロジェクトによって、私たちはこれをさらに発展させることができました。PLUS SIX PINNACLE は、PLUS SIX の物語を締めくくるにふさわしいものであり、チームと私は、このモデルが象徴するすべてを称えるために、私はこの特別モデルを作り上げることを大いに楽しみました。
チーフデザインオフィサー モーガン モーターカンパニー ジョナサン・ウェルズ

モーガン・モーター・カンパニーについて
モーガン・モーター・カンパニーは1909 年の創業以来、⼿作業でスポーツカーを製造してきた世界有数の⾃動⾞メーカーです。伝統的なクラフツマンシップと現代技術のユニークな融合を開拓したモーガンは、すべて注文を受けてからハンドメイドで製作されます。
モーガンの歴史的な本拠地は、英国ウスターシャーのマルヴァーンのピッカースレイ・ロードにあり、モーガン⾞が製造されているのは世界でここだけです。歴史に彩られた神聖な⾚レンガの建物は、世界でも類を⾒ない⾃動⾞⽣産施設のひとつです。
モーガンのスポーツカーは、アッシュ、アルミニウム、レザーという3 つの核となる要素を用いて⼿作業で作られています。その技術は世代を超えて受け継がれ、⽣涯をかけて完成され、伝統、革新、最先端技術を融合させています。

エスシーアイについて
エスシーアイ株式会社ではモーガンカーズ・ジャパンとして、全国9 店舗の正規販売代理店を通じ(2024年10月23日現在)、2018年4月5日より3-WHEELER(⽣産終了)と4/4(⽣産終了)とPLUS 4(⽣産終了)とROADSTER(⽣産終了)の4モデル、2019年6月21日よりPLUS SIX、2020年6月26日よりPLUS FOURを国内導⼊。世界に類を⾒ないこの「作品」の魅⼒を日本の皆さまにお伝えすると共に、部品販売、アフターセールス業務を通じて安心してお乗り頂ける環境作りを目指し取り組んでおります。

モーガンの限定車「ミッドサマー(Midsummer)」はピニンファリーナ(Pininfarina)によるモーガンの現代的デザイン解釈

http://autobild.jp/37493

Text:アウトビルトジャパン
Photo:エスシーアイ