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【絶好の足車】「VW パサート(B6)」速い、旨い、安いクルマみーつけた リフレッシュ計画発動

2024年11月6日

フォルクスワーゲン パサート(VW Passat)長期テスト:第2回は乗り始めて気づいたこと。オイル関係についてレポートします。

編集部のパサートは3.2 V6 4MOTIONという当時のトップグレード車です。FFで4気筒の素のパサートの方が維持する上では楽だと思うのですが、V6と4MOTIONがとても良くできていて感心ています。

パサート(B6)ってどんなクルマ?

改めてパサート(B6)のおさらいです。B6なので6代目かと思ったら5代目にあたります。B6はゴルフ5をベースに大型化されています。当時のメルセデス Eクラス(W211)とほぼ同じサイズで5cm短く、幅は同じ、全高は3.5cm高いという大きさです。ゴルフR32と同じDOHC3.2リッターV6は250馬力。V6とは言え独立したシリンダーヘッドがないので、ほぼ直6です。排気音も直6サウンドを奏でます。4MOTIONは高いスタビリティを示し、コーナリングでは運転がうまくなったような気になるほど、思った通りに曲がってくれます。

モデルVW パサート V6 4MOTION
サイズ全長4,780mm×全幅1,820mm×全高1,475mm ホイールベース2,710mm
エンジンVR6(挟角V型6気筒DOHC24バルブ)
最大出力250馬力/6250rpm
最大トルク325Nm/2750rpm
排気量3168cc
燃料タンク容量68リットル/無鉛プレミアムガソリン
10/15モード燃費8.9km/リットル
駆動方式フルタイム4WD(ハルデックス)
トランスミッション6速DSG
サスペンション前/後マクファーソンストラット/4リンク
タイヤ235/45 R17

リフレッシュ計画発動

愛着が湧き始めたところで、総合的なリフレッシュを行うことにしました。中古車は購入価格と同等のメンテナンス費をかけるべきと言われますよね。オイル、タイヤ交換は儀式的なことです。オイル関係、タイヤ、エアコンフィルターは交換した方が良いことがわかりました。エンジン、DSG、エアコンなどの機関系はワークショップにお願いしてチェックしてもらいます。

ガソリンタンクのキャップについているゴム紐が切れていたのでパーツを交換しました。

オイルはFUCHS

オイルはドイツの名門「FUCHS」を選びました。「フックス」と読みますが、知らないとわからないと思います。自動車用製品は「TITAN」で有名です。1931年に創設されたグローバル企業で、日本での自動車用製品は阿部商会が扱っています。DSG用オイルなどフォルクスワーゲン用の製品が用意されているので安心して使うことができます。

今回はエンジンオイル、ギアオイル、DSGフルード、ロングライフクーラントを交換します。
エンジンオイル:GT1 PRO C-3 5W-30
DSGフルード:FFL-2 TITAN
ギアオイル:SINTOPOID 75W-90
クーラント:TITAN FRICOFIN DP PNK

前オーナーもFUCHSを使っていたようです。

レヴィテックを投入

オイル交換に合わせて「REWITEC(レヴィテック)」を投入します。エンジン用の「PowerShot(パワーショット)」とデフ用の「G5」です。経験上、エンジンは明らかにフリクションが軽減します。デフに「G5」を使うと明らかにメカニカルノイズが小さくなります。

さて次回は、タイヤの選択とヘッドライトレンズの濁り取りなどをレポートします。

Text&Photo:アウトビルトジャパン