1. ホーム
  2. 面白ネタ&ストーリー
  3. 「マツダ ロードスター四世代物語」ドイツ人もMX-5大好き!NA&NB&NC&NDの四台によるロードトリップ

「マツダ ロードスター四世代物語」ドイツ人もMX-5大好き!NA&NB&NC&NDの四台によるロードトリップ

2024年10月10日

マツダMX-5(マツダ ロードスター)4世代揃ってのロードトリップ。4人のMX-5愛好家の愛車とともに、ドイツで最も美しいカーブを見つける旅に出た。

「マツダMX-5(マツダ ロードスター)」好きですか?はい、大好きです。誕生以来35年を経ても、日本のみならず、全世界で愛し続けられている「マツダMX-5(マツダ ロードスター)」。ドイツでも高い人気を維持し続けている。

4日間、4人の読者、そして4台の「マツダMX-5」。世代を超えた忘れられないロードトリップの材料はこれだけだ。

「MX-5」の35周年を記念して、マツダとAUTO BILDは4人の読者と彼らの「MX-5」をドイツの最も美しいワインディングロードへのツアーに招待した。4人に共通しているのは、「MX-5」とそのライフスタイルを愛しているということだ。そして、彼らそれぞれがスポーティな日本車にまつわるストーリーを持っている。ジークフリート バルトロメ、デニス ヒルレ、オラフ シュナイド、ステファニー パウリに、彼らのストーリーを語ってもらった。

ロードトリップ参加MX-5オーナー
ジークフリート バルトロメ(66歳): マツダMX-5(1992年式NA)
デニス ヒルレ(34歳): マツダMX-5(2003年式NB)
オラフ シュナイド(58歳): マツダMX-5(2009年式NC)
ステファニー パウリ(36歳): マツダMX-5(2018年式ND)

1日目:カイザースラウテルン~バーデンバーデン
南ドイツのワインディングロードの旅はカイザースラウテルンからスタート。途中、美しいラインラント=プファルツ州南部の森を通り、最初の目的地であるバーデンバーデンに到着。その夜、「マツダMX-5」の話で盛り上がる。

2日目:バーデンバーデン~ゼッキンゲン
翌日、ツアー参加者の4人はすでに固い絆で結ばれていた。彼らは一緒に、黒い森の美しい道路をスイスとの国境ゼッキンゲンまでドライブした。

ジークフリートとデニスの物語
バーデンバーデンからゼッキンゲンに向かう途中、我々は「マツダMX-5(NA)」のドライバーであるジークフリート バルトロメ氏と「NB」ドライバーのデニス ヒルレ氏から、非常に個人的な話を聞くことができた。

ジークフリート バルトロメ(66歳): マツダMX-5(NA)
シルバーの「マツダMX-5(NA)」は、1992年からボーブリンゲンの年金生活者の手元にある。ジークフリートは、夢の車である「メルセデスSL」をモデルに、内装を赤いレザー張り替えた。ビデオインタビューで、彼は娘と「MX-5」との個人的な関係について説明している。

ジークフリート バルトロメは1992年にマツダMX-5(マツダ ロードスター)を所有するという夢を叶えたその年に娘が生まれた。
クラシックな3本スポークの木製ステアリングホイールも、スポーティなマツダMX-5(マツダ ロードスター)のインテリアに完璧にフィットしている。
もう一つの視覚的なハイライトは、このクラシックなスタイルを完成させるために追加された多くのクロームパーツだ。
黒い森を通る最初の行程では、ジークフリートがMX-5軍団を率いて国立公園のカーブを走る。

デニス ヒルレ(34歳): マツダMX-5(NB)
ロイトリンゲン在住のデニス ヒルレのスポーティな「マツダMX-5(NB)」は、すでに4台目だ。シュヴァーベン出身の彼は、若い頃に同僚から「MX-5ウイルス」に感染した。その後、何度かそのウイルスを駆除しようとしたが、いつもMX-5に戻ってきてしまう。

デニス ヒルレと、2003年に製造されたNBシリーズの4台目のマツダMX-5。34歳のヒルレは、かつての同僚に影響されてロードスターの魅力に取りつかれ、それ以来、MX-5なしではいられなくなった。
スポーティな運転をすると、ストラットタワーバーがさらなる安定性を与えてくれる。これは、特に黒い森の曲がりくねった道で顕著に感じられる。
「MX-5の屋根を開けて運転すると、心が晴れやかになり、気分が良くなる」と34歳の彼は言う。
キャラバンは進む:デニスがゼッキンゲンまでの区間で先頭に立った。

3日目:ゼッキンゲン~ハイデルベルク
スイスとの国境沿いにあるゼッキンゲンから、3日目は黒い森を通ってハイデルベルクへ。その後、誰もが「MX-5を運転すると、仲間意識が芽生えるだけでなく、MX-5ファミリーとしての絆が深まる!」と心から思えるようになる。

オラフとステファニーの物語
3日目は、黒い森の南からハイデルベルクまで、4人の「MX-5」ファンを案内した。途中、「NC」のオーナーであるオラフ シュナイドと「ND」のオーナーであるステファニー パウリの、とても個人的なストーリーを聞くことができた。

オラフ シュナイドさん(58歳): マツダMX-5 NC(2009年式)
クンツェルスアウ出身の料理人兼オートバイ愛好家であるオラフ シュナイドのカスタマイズされた「マツダMX-5 NC」は、彼の個性を反映しており、彼にとって純粋な自由を意味する。インタビューで、58歳のシュナイドは、「MX-5」が彼にとって家族のような存在である理由と、休暇先に向かう途中で通りすがりの人々からどれほど勇気づけられたかを説明している。

オラフ シュナイドは熱心なオートバイ愛好家だ。しかし、58歳の彼は2009年式のマツダMX-5 NCを運転することも同様に愛している。
タイヤ、ホイール、ブレーキ、コイルオーバーサスペンションは、MX-5をスポーティに見せるだけでなく、性能面でも期待通りの実力を発揮する。
次は、マットグレーのボディをポルシェのイエローに塗り替えることを、オラフは計画している。
「本当は後からついていく方が好きなんだけど、ここの『ファミリー』を率いるのはとても楽しかったよ」と、昼食中にオラフは我々に語った。

ステファニー パウリ(36): マツダMX-5 ND(2018年)
赤い「マツダMX-5(ND)」は、2018年からオーバーオットマールスハウゼンのHRプロフェッショナルの家族の一員となっている。彼女はロードスターを購入するにあたり、夫を説得しなければならなかったが、今では夫とともに全国のMX-5ミーティングにも参加し、それなしの生活は考えられなくなっている。

ステファニー パウリは、読者旅行グループの中で最も新しい車、2018年式のマツダMX-5(ND)を運転している。
ステファニーは、MX-5をいくつかの小さなカスタマイズで楽しんでいる。
ステファニーはMX-5コミュニティにしっかりと根を下ろし、全国のミーティングやツアーにも参加するまでになった。
ハイデルベルクまでの峠道をステファニーが先導した。「あれは最もアスレチックなステージだった。ステファニーは本当に良いドライバーだ」と、ハイデルベルクの夜に36歳のドライバーを称賛する声が上がった。

4日目:新型マツダMX-5(2024)
ツアー最後のハイライト&ご褒美:参加者全員に最新型の「MX-5(ND)2024」をテストドライブするチャンスが与えられた。新機能: 184馬力で、新たにリミテッドスリップディファレンシャルとトラックモードを搭載。フロントとリアライトのビジュアル的な改良に加え、新型モデルではインフォテインメントが完全に新しくなり、アシスタンスシステムも改善されている。参加者全員が最新型「MX-5」を乗り回し大喜びしたのは言うまでもない。

掛け値なしに楽しい旅だった。ありがとうMX-5。

Text: Dennis Voth
Photo: Mazda / AUTO BILD