続報 情報アップデート 次期型メルセデスCクラス 最新情報
2020年9月19日
メルセデスCクラス W206(2021): プレビュー、リーク写真、エンジン
次世代のCクラスはよりスポーティになるかもしれない。メルセデスは一歩一歩モデルレンジを刷新している、もちろんCクラスも含めて。このW206メルセデスベンツCクラスは2021年に、市場に投入されると思われる。
メルセデスは2021年に新型Cクラスを発売する。
人気のミッドサイズセダンは、ビジュアル的にはその兄貴分であるEとSクラスに接近し、よりシャープなラインを手に入れる。
次期型のW206シリーズには、最近導入されたSクラスから転用されたデジタル機能も搭載される。
これには、より縦長のディスプレイや新しいステアリングホイールなどが含まれている。
Cクラスはよりスポーティに、よりエレガントに
新世代で、ミッドサイズセダンは、再び、典型的なブランドの顔を受け取る。
つまり、トーチルックのデイタイムランニングライトとワイドなラジエターグリル。
現行モデルのやや古風なシルエットも、歴史となる。
ここでは、チーフデザイナーのゴードン ワグネルが、W206によりフラットなルーフラインと流線型のプロポーションを採用している。
新しい2つのパーツからなるテールライトは、フレッシュなEクラスを強く想起させ、セダンをよりスポーティにすると同時に、よりエレガントにしている。
これは、ライトをつなぐクローム製の留め金によって強調されている。
V8なしのトップモデル
コックピットは、Sクラスと同様にボタンの大半を省略し、MBUX(Mercedes Benz User Experience)システムによるタッチ&ボイスコントロールを採用している。
ボンネットの下では、電動化が大きな役割を果たす。
マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドがセットとされている。
2種類のAMGモデル、C43とC63は、初めて4気筒エンジンと電気駆動の組み合わせで登場することになるだろう。
新型Cクラスのその後の情報をお届けすることになったわけだが、もう一度W206 の内容を推理すれば、以下の通りとなる。
1: メーターパネルからは機械式のメーターは消え、デジタルディスプレイになる
2: パワーユニットにはプラグインハイブリッドが追加され、ダウンサイジングターボ、ディーゼルエンジンモデルも従来通り用意されるが、V8は用意されない
3: やや遅れて2022年までにはワゴンも追加
4: Sクラスと同程度の自動運転(つまりレベル3以上)、およびデジタルデバイスが採用される
5: 日本導入は来年後半
6: AMGモデルはプラグインハイブリッドになる?
7: アクティブクルーズコントロールは、Sクラスと同等の物、ということはレベル3の物が用意される
といったところだが、Sクラスで採用された4輪操舵システムがCクラスにも採用されるかどうかだか、こればかりはなんとも予想が難しい。Sクラスほど大きくなく、Cクラスほどの大きさだったら小回り性能も十分だと思うが、高速安定性などの面で、オプションなどで採用される可能性もあるのではないか、というのが予想である。
Text: Andreas Huber
加筆:大林晃平