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アルピナは、XB7をさらに特別なものにする「アルピナ XB7 マヌファクトゥーア」登場

2024年9月2日

アルピナ XB7 マヌファクトゥーア(ALPINA XB7 MANUFAKTUR):アルピナは、XB7をさらに特別なものにする。わずかに異なるルックスと新たなカスタマイズオプションにより、アルピナXB7は、エクスクルーシブの極みとなる。

2020年以降、合計2,880台が生産された「XB7」は、このモデルでラグジュアリーSUVセグメントにおける地位を確立したと言える。さらなるエクスクルーシブを目指して「BMW X7 M60」に代わるモデルをアルピナがリリースした。それがアルピナ XB7 マヌファクトゥーア(ALPINA XB7 MANUFAKTUR)だ。パワーアップだけでなく、エクステリアやインテリアにもアルピナらしい洗練が施されている。

アルピナのレタリングが施されたフロントエプロン、4本のテールパイプを備えたリヤエプロン、そしてもちろん特徴的なアルピナのホイールなど、細部にまでこだわったディテールが、特別な「X7」の登場を一目瞭然にしている。

選べる2つのトリムパッケージ

「XB7マヌファクトゥーア」は、さらにエクスクルーシブになった。新しい23インチホイールと、より強調されたリヤディフューザーのリデザインにより、この大型SUVはさらにスポーティな外観となり、クラシックな光沢のあるトリムエレメントを備えたアルミニウムサテンラインと、BMWのシャドウラインを彷彿とさせるブラックディテールを備えたブラックラインのいずれかを選択することができる。モデルレタリング、シフトパドル、テールパイプトリムもカラートリムの一部だ。

XB7マヌファクトゥーアでは、リヤディフューザーがより強調されている。

さらに、このエクスクルーシブモデルでは、エクステリアカラーを追加することも可能だ。インテリアでは、特にマテリアルの品質がさらに向上し、洗練され、「XB7マヌファクトゥーア」ではより包括的なレザーインテリアが採用されている。これにはレザーステアリングコラムが含まれ、カラー/シームの組み合わせや個別のエンボス加工も選択できる。

モデルのレタリングはヘッドレストに控えめにエンボス加工されているが、カスタマイズも可能だ。

19万ユーロ(約3,135万円)を超えるXB7

“ノーマル”の「XB7」と比べて、走りの面では何も変わっていない。とはいえ、搭載されるのは特別なエンジンだ。BMW S68をベースとする4.4リッターのV8エンジンは、SUVの巨大なボンネットの下で眠っており、アルピナマジックのおかげで、621馬力の出力と800Nmのトルクで、2.3トンを超える重量を誇るSUVは、ダイナミックなパフォーマンスを発揮する。ゼロ発進から100km/hまで4.2秒、14.8秒後にはスピードメーターが200km/hを示す。巡航最高速度は290 km/hで、「Mドライバーズパッケージ」を装着した「M4コンペティション」と同じ最高速度を実現した。

ダークとライトのどちらがお好みですか?XB7マヌファクトゥーアでは、シルバーまたはブラックのトリムエレメントを選択することができる。

これだけのエクスクルーシブ性には通常価格がつきものだが、これも例外ではない。「アルピナXB7マヌファクトゥーア」の購入者は、少なくとも190,500ユーロ(約3,143万円)を支払う必要があり、オプションのラバリーナフルレザーインテリアを装着すると、すぐに200,000ユーロ(約3,300万円)の大台に達する。

Text: Sebastian Friemel
Photo: ALPINA