【エクスクルーシブの極み】アルピナの新型車「BMW ALPINA XB7 MANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)」が日本上陸!
2024年9月5日
アルピナ社日本総代理店ニコル オートモビルズはアルピナの新型車「BMW ALPINA XB7 MANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)」の取り扱いを開始した。
BMW ALPINA XB7は、2020年以来、ラグジュアリーSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)セグメントの基準を打ち立ててきた。デビュー以来、欧州向け約550台を含む2880台が生産されている。これは、XB7がアルピナのプロダクトポートフォリオの重要な一角であることを示している。そのXB7の2025年モデルが「BMW ALPINA XB7 MANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)」である。
BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURの特徴
・エクステリア:アルミニウムサテン仕上げの新しい23インチ アルピナクラシック鍛造ホイールと、さらに精悍さを増した新デザインのリヤディフューザーがXB7の印象的なスタイルを強調。
・インテリア:エクステンデッドレザーインテリアを標準採用。フロントおよびリヤシートパネルとステアリングコラムなどの、第一級の素材と上質なディテールが、優美な室内空間を演出。
・標準装備とライン:BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURの標準装備には、アルミニウムサテンの23インチ アルピナクラシック鍛造ホイール、アルピナ専用塗装のアルピナブルーメタリックとアルピナグリーンメタリック、アルピナハイパフォーマンスブレーキシステムが含まれる。
・新しいトリムラインとして設定されたブラックラインとクロームラインでは、エクステリアとインテリアのディテールが、それぞれスポーティなブラックか、エレガントに輝くクロームのいずれかを選択可能。
・インディヴィジュアル:アルピナ社のレザーワークショップによるラヴァリナフルレザーインテリアオプションに加え、オーナーが選んだインテリアレザー色に合わせた2つのハンドメイドのアルピナウィークエンドバッグ(トラベルバッグ)をオプションで注文可能。
・実証された先進性:BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURは、4.4リッターV8ビターボエンジン(457kW〔621PS〕、800Nm〔81.6kgm〕)のパワーソースと、アルピナスポーツサスペンションとの完璧な調和が、比類なきドライビングエクスペリエンスを約束。
・日本導入について:BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURは予約注文を受け付け中で、 日本導入時期は2025年初夏を予定。
BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURには、いくつかの印象的なエクステリアデザインのアップデートが施されているが、特筆すべきはアルミニウムサテン仕上げの23インチアルピナクラシック鍛造ホイールが標準装備されたことだ。このホイールは、丹念な製造工程を経て成形され、深みのある光沢を放つ鏡のような美しい輝きとマットクリヤコートの組み合わせにより、ホイールは印象的で極めてエレガントかつ独特な外観が実現した。
新デザインとなり、より印象的な造形となったリヤディフューザーは、BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURに力強い後ろ姿をもたらしている。
視覚的にも技術的にも充実:アルピナハイパフォーマンスシステムも標準装備となっています。軽量対向ブレーキキャリパー、ドリルドディスクローターと専用ブレーキパッドにより、卓越したブレーキ性能を発揮する。
BMWの通常のトリムに加え、スウィッチトロニックシフトパドル、テールパイプ、ステアリングホイールのステッチ、モデルレタリング、リヤのMANUFAKTUR専用バッジなど、アルピナ製の特別なトリムがブラックまたはアルミニウムサテンとなる。
BMW ALPINA専用の伝統的な塗装仕上げであるアルピナブルーメタリックとアルピナグリーンメタリック(XB7 MANUFAKTUR は追加料金なし)は、ブラックまたはアルミニウムサテンのエクステリアフィニッシュと完璧な調和を見せるが、BMWインディビジュアルメタリックペイントのガンメタルII、ヘレスブラック、オリノコ、マラカイトグリーン、ワイルドベリーとの組み合わせもアルピナの上質なイメージを表現している。
ルック&フィール(見た目と質感)は、アルピナにおいて重要な役割を果たす二つの概念です。BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURのシートパネルとステアリングコラムは、もとより高品質なBMWメリノレザー張りを拡張し、ブラックのレザーで仕上げられている。さらに、ヘッドレストの“ XB7” エンボス、フロアマットの“ MANUFAKTUR” エンブレム、アルピナロゴ、エンジンルームのバッジなど、上質なディテールがXB7 MANUFAKTURの完成度をさらに高めている。
BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURのために、約60年にわたるアルピナの歴史の中で最も精巧なラヴァリナフルレザーインテリアを社内のアルピナレザーワークショップが作り上げた。427枚ものレザーを裁断し、縫い合わせ、100時間を超える作業時間を経て、経験豊かな職人たちがラヴァリナインテリアを手作業で仕上げていく。
BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURは、すべて手作業で製作されるワンオフであり、唯一無二のものである。アルピナのレザーショップの天然なめし革の品質は非常に高く、そのレザーに関しては独自のエンボス加工や型押し、あるいは指定の色や縫い目の組み合わせもオーダー可能だ。BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURのもうひとつのハイライトであるラヴァリナフルレザーインテリアは、同色のレザーを使用した2つのアルピナウィークエンドバッグを組み合わせることができる。この専用のトラベルバッグは、最高級のラヴァリナレザーを使用し、アルピナからほど近いアルゴイですべてハンドメイドされている。
おなじみの4.4リッターV8ビターボエンジン(BMW S68ベース)は、アルピナのパワフルなパワーユニット陣のなかでも、もっともオールラウンドなものとなっている。457kW〔621PS〕の出力と800Nm〔81.6kgm〕のトルクにより、印象的なパワーデリバリーとリラックスしたクルージングの両方をドライバーに提供する。
ZF社製のトランスミッション(ZF8HP80)と48Vスタータージェネレーターの組み合わせにより、BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURはこのクラスで随一ともいえる高性能を実現。このラグジュアリークラスを代表するSAVは、わずか4.2 秒で100 km/h に到達し、200 km/h までの加速は14.9秒の俊足を誇る。巡航最高速度は290 km/hとなる。
BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURは最新のサスペンションテクノロジーを備え、ラグジュアリースポーツアクティビティビークルセグメントにおける乗り心地とドライビングダイナミクスの両面で新次元を切り開く。アルピナ仕様のダンパーとアライメントを備えた2アクスルエア・サスペンションによって、ドライビングダイナミクスと乗り心地は高い両立を見せている。
運転状況やサスペンションモードに応じて、最大40mmもの車高調整が可能となっており時速30km/h以下では、急なランプ角度やその他ロードクリアランスに対応するために車高を40mm上げることもできる。スポーツモードまたは時速160km/h以上では車高が20mm下がり、スポーツプラスモードまたは時速250km/h以上では車高は40mm下がる。その結果として得られる重心の低下とそれに伴うサスペンションジオメトリーの変化、ネガティブキャンバーの増加は、ドライビングダイナミクスに大きくプラスの影響を与えることとなる。
アルピナ独自のドームバルクヘッドストラットと高剛性トーションストラットがボディ剛性をさらに高めており、アクティブロールスタビライザーシステムの電子制御式アンチロールバーと、より高い剛性を持つリヤアクスルブッシュがボディのロールを大幅に低減する。
インテグレーテッドアクティブステアリングは、卓越したフィードバックによるダイレクトなステアリングレスポンスを提供し、BMW ALPINA XB7 MANUFAKTURのアジリティを総合的に引き上げている。後輪は左右に最大2.3°まで操舵が可能で、低速域では回頭性を高め、高速域ではスタビリティを最大化するように動作する。なお、ドライバーは「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」の3つのステアリングモードを選択できる。
アルピナについて
ブルカルト・ボーフェンジーペンが1965年にアルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン有限 & 合資会社(ALPINA Burkard Bovensiepen GmbH + Co KG)を設立して以来、ブッフローエは、独立資本の家族経営企業がBMW社とのパートナーシップを通じて開発・製造する、BMW車をベースにしたハイエンドモデルを生み出す本拠地として広く知られています。この緊密なパートナーシップが、アルピナブランドの持続的な成功の基礎となっています。アルピナのモデルはいずれも、量産の高度な品質基準と安全基準を満たしながらも、細部まで技術の粋を結集した仕上がりとなっています。アルピナは1983年に、ドイツ政府自動車局によって自動車製造業者として登録されています。
控え目なエレガンスはアルピナのブランド哲学の中核を担っており、快適性に重点を置いたインテリア、想像を超えるドライビングパフォーマンス、そしてスポーティーでありながらも控え目な外観にもよく表れています。BMW ALPINAモデルは路上、レーストラックのいずれでもセンセーションを幾度も巻き起こし、輝かしい自動車史にその名を残しています。
現在、息子のアンドレアスとフロリアンとともに運営を行っておりますが、2025年末をもって、アルピナ・ブランドの商標権をBMW社に譲渡いたします。家族経営のアルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン有限 & 合資会社は今後新たに「BOVENSIEPEN社」として、クラシックカー関連事業への投資や、これまでと異なる情熱的で新しいモビリティの開発に挑戦し続けます。なお、車両開発と生産は、今まで同様2025年末までドイツのブッフローエで継続されます。
Text:アウトビルトジャパン
Photo:ニコル オートモビルズ