【夢の車をゲット】元F1パイロットのニコ ロズベルグが約4億7300万円の「メルセデスAMG ONE」をゲット!
2024年8月1日
メルセデスAMG ONEを手に入れたロズベルグ。F1テクノロジーを搭載した275万ユーロ(約4億7,300万円)のハイパーカーをニコ ロズベルグがゲットした。動画では、彼がハイパーカーをどのように収集したかが紹介されている。
ニコ ロズベルグはF1に使用していたハイブリッドエンジンを背後に搭載している「メルセデスAMG ONE」をついに手に入れた。
元メルセデスAMG F1チームのパイロットだったロズベルグはハイパーカー、「メルセデスAMG ONE」を注文し、最近アファルターバッハで直接手に入れた。
ロズベルグとメルセデスAMG ONE
AMG ONE:メルセデスのハイパースポーツカーはF1マシンをベースにしている。リアには1.6リッターV6ターボハイブリッドが搭載され、4基の電動モーター(リアアクスルに1基、ターボチャージャーに1基、フロントに2基)が合計1,063馬力を発生する。その結果、0-100km/h加速は3秒以下という驚異的な加速を実現する。最高速度は352km/hだ。
「ロズベルグは自身のYouTubeチャンネルの動画で、この275万ユーロ(約4億7,300万円)相当のスーパースポーツカーをアファルターバッハから引き取る様子を映し出している。これで彼は、世界で最も高価な市販車の1台を所有する275人のオーナーのうちの1人となった。
そして最も複雑なもののひとつでもある。ロズベルグが新車を手に入れるまで6年近く待たなければならなかったのには、それなりの理由がある。「実はエキゾーストが最も複雑な部分だと思っていたのですが、結果的にはソフトウェアでした」と「ONE」のチーフ開発者であるヨッヘン ヘルマンがロズベルグに説明する。「F1を走らせるとき、ドライバーの周りにはマシンをモニターし、操作するチームがいました。このチームをソフトウェアとハードウェアにまとめなければならなかった。つまり、人間をセンサーとソフトウェアに置き換えたのです。あなたはクルマを買うだけでなく、レーシングチーム全体を買ったのです」。
究極のテクノロジー
そして、現代の自動車技術における究極のもの。ボディの大部分はカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)でできており、軽量化と高剛性を実現している。ストラト2プログラムでは、アクティブ・エアロダイナミクス、より張りのあるサスペンションセットアップ、車体のローダウン、全エンジンのフルパワーがF1予選のように機能する。インテリアには、F1スタイルのステアリングホイールやミニマルなインストルメントパネルなど、モータースポーツからの引用が数多く見られる。
ハーマン:「このクルマはF1マシンに限りなく近いし、自動車メーカーがこれまでに行った中で最も難しいクルマ開発だ。誰も真似できないと思う」。
コックピット内で最大11,000rpmで回転するF1エンジンの、決して静かとはいえない120デシベルを抑えるポータブルノイズキャンセリングヘッドフォンについても、ロズベルグはそれなりに熱狂的だ。
ウォームアップが完了する前にけたたましく鳴り響くエンジンのスイッチを切ってしまったのだ。「6回でドライブがブロックされる」と技術者は眉をひそめる。
小さな罪はすぐに罰せられる。このドイツ人元F1パイロットの罪とは、「AMG ONE」をマラネロでフェラーリカラーの「Grigio Ferro」で注文したことだ。
Nico RosbergのYouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=C5mBu5W3O7Y
Text: Bianca Garloff
Photo: Nico Rosberg