【未来予想図】伝説のランチア ラリーカーの後継モデル登場? 新世代ランチア デルタのエクステリアデザインはこうなる
2024年7月31日
ランチア デルタ(Lancia Delta): これが新型デルタの姿だ!伝説のランチア デルタの後継車となるか?ランチア デルタの新型は電気自動車として主にヨーロッパで発売される。
ランチアは現在、イタリアでは「イプシロン」という、ひとつのモデルシリーズしか存在しない。しかし、2025年以降の欧州市場では、新世代の小型車によってこの状況が変わることになる。小型車に加えて真の伝説である「ランチア デルタ」の復活も望んでいる。
ランチアは1979年から2014年の間に合計3世代のコンパクトモデルを販売したが、2代目「デルタ」が最もよく知られている。
「デルタHFインテグラーレ」として、スポーツバージョンは数々のラリーで伝説的なステータスを獲得した。2028年に計画されている新型は、オリジナルの成功をベースに、まったく新しいコンセプトで開発される予定だ。
ランチア デルタは、おそらくSTLAミディアムベースを採用するだろう
多くの車と同様、新型デルタも完全な電気駆動となる。これは、ランチアのCEOであり、ステランティスのセールスディレクターでもあるルカ ナポリターノが、イタリアの新聞『コリエレ デラ セラ』に認めたものだ。STLAミディアムプラットフォームが技術的なベースとなる可能性が高く、新型「デルタ」は「プジョーE-308」のプレミアムモデルとして発売されることになる。
技術的には、フロントアクスルに156馬力の電気モーターを搭載することになる。しかし、ランチアはすでに、全モデルにスポーティな「HF」バージョンも設定すると発表していた。つい数週間前に発表された「イプシロン」の「HF」派生モデルを見ると、これは全輪駆動と240馬力を意味する。
しかし、ベースが大きいため、ランチアはコンパクトカーにさらなるパワーを与えることもできる。さらに、このプラットフォームは、内燃エンジンやプラグインハイブリッドの可能性も提供する。しかし、これは現在のところ計画されていない。
新型デルタの初公開は早くて2027年
外観上、ランチアは新型「デルタ」のデザインに、ストラトスでおなじみの丸型ヘッドライトなど、これまでのモデルの特徴を与える可能性が高い。同時に、旧「デルタ」の要素を採用する可能性もある。ランチアが新型デルタを発表するのは、早くても2027年になってからになりそうだ。
Text: Sebastian Friemel
Photo: B. Reichel