【世界最速の電気自動車】日本製電動ハイパーカー「アスパーク SP600」が時速約440kmを記録し世界最高速を樹立
2024年7月5日
世界最速の電気自動車「アスパーク SP600(ASPARK SP600)」:プロのレーシングドライバーであるマルク バッセングが、パペンブルクのATP試験場で時速約440kmを記録し世界最高速を樹立した。
「アスパーク SP600」が打ち立てた非常識な記録:今や世界最速の電動ハイパーカーとなった。プロのレーシングドライバーであるマルク バッセンが、パペンブルクのATP試験場で最高速度438.7 km/hを記録した。これほど速い電動ハイパーカーはこれまでなかった。これまでの記録は、2022年11月に「リマック ネヴェーラ」が樹立した時速412kmだった。
これはアスパークにとって初めての記録ではない。以前より、世界最速で加速する電動ハイパーカー、「アスパーク オウル」を設計していた。「SP600」は「アスパーク オウル」をさらに発展させたものである。
「アスパーク SP600」は、トリノ(イタリア)のM.A.T.本社で開発・製造され、特別な風洞テストや数回のサーキットテストを含む、一連の仮想および物理テストをおこなった。
そして6月8日、ニュルブルクリンク24時間レースの勝者であるマルク バッセンのテストドライブにより、2回目のトライで最高速度438.7km/hを記録した。
これまでの試行とテストでは、420km/hを何度も超えており、最後に最も成功した走行の前には、当初420.8km/hと430km/hに達していた。
Text: Andreas Reiners
Photo: Aspark