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500台目にして最後のブガッティ シロン ワンオフモデルの「リュルティム(L’Ultime)」 すべての情報!

2024年6月15日

ブガッティ シロン: スタイリッシュな旅立ち。500台目にして最後のブガッティ シロンは、ワンオフの「リュルティム(L’Ultime)」だ。最後のブガッティ シロンに、メーカーは特別なものを用意した。「リュルティム」はまさに人目を引くモデルだ。すべての情報!

出発は、それにふさわしいものでなければならない。だからこそ、ブガッティは「シロン」に最後を華麗に見送るのだ。なぜなら「リュルティム(L’Ultime)」が500台目にして最後のシロンになるからだ。その名がすべてを物語っている(リュルティム=最後の)。だからこそ、手作業で仕上げられたのだ。

なぜなら、「シロン」は特別な時代の終わりを意味するからだ。1,500馬力の出力を持つ初の公道走行可能な車であり、時速482kmを超えた初の市販車でもある。

ブガッティ シロン: その誕生は2016年

2016年、シロンは「アトランティックブルー」と「フレンチレーシングブルー」のカラーで市場を制覇した。そして、「スーパースポーツ」バリエーションをベースとする最後の「シロン」もまた、この自動車のアイコンの歴史を記念して、当時の配色で登場する。

この500台目にして最後の「シロン」のために、ブガッティシュールムジュールチームは、「色あせた色の魅惑的な相互作用と、2016年以来この車が魔法を広めたすべての場所へのオマージュで、オリジナルのデザインを再解釈しました」と、プレスリリースには記載されている。

2色のカラーはシームレスに融合し、フロントとリアの色合いを反映するカラーリムによってさらに強調された横方向の外観を作り出している。

最後のブガッティ・シロンとなる「リュルティム(L’Ultime)」は、特別な時代の終わりを意味する。

ラジエーターグリルには、このモデルのために特別にデザイン&開発されたブルーのブガッティ マカロンがあしらわれている。ボディワークには、「シロン」の伝説の誕生に貢献した場所や出来事が手書きで描かれている。

ブガッティ シロン ル・オルティメ: インテリアも特別

最後の「シロン」を記念して、ボディワーク、ハブキャップ、リアウィング、エンジンカバーには手書きで「500」の数字が刻まれた。ウィングミラーにはフランス国旗が掲げられ、ブランドと車両の発祥の地を表現している。

スーパースポーツのラジエーターグリルは、ブランドのカラーである「アトランティックブルー」で統一され、馬蹄型グリルには特別な正方形の格子模様が用いられている。

インテリアも個別にデザインされており、「ドライバーと助手席のためにカーボンファイバーのシンフォニーが展開され、ラグジュアリーなディープブルーのレザーとハイテクブルーカーボンマット仕上げが、伝説的な「ブガッティフレンチレーシングブルーのニュアンスと組み合わされています」とブガッティは説明している。ブガッティは最新にして最後の「シロン」について多くの情報を共有している。明かされていないのは価格だけである。

Text: Andreas Reiners
Photo: Bugatti