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【フレンチクラシック】魅力的なフランス製クラシックカー×10台 全てリーズナブルな価格なのでお金があったら全部買いたい!マジで(笑)

2024年6月15日

フランス製クラシックカーの価格: ユニークなデザインで耐久性のあるクルマを探している人には、南西の隣国フランスのクルマをお勧めしたい。ただし、長い間フランスのヴィンテージカーは比較的安価だったが、現在では非常に高価になっている!

ボルドー、バゲット、カマンベールはお好きですか?それなら、グラン ナシオンのクルマに心をときめかせているに違いない。リセールバリューが期待される10車種をご紹介しよう。もしあなたのガレージにこれらのうちの1台があるなら、ラッキーだ。

これらのキャラクターヘッドの中には、たとえ最初の人生では愛用されたというよりも、使い込まれたものであったとしても、生き残っているものがあるのは素晴らしいことだ。というのも、フランスが盛り上がっているからだ!クラシックデータの専門家が、最も価値が上昇したフランス車をピックアップした。魅力的なのは、それらがまだそれほど高価ではないことだ。リスト1位の「プジョー205 CTIカブリオ」のように、91パーセントの伸び。しかし、それでも12,800ユーロ(約215万円)と、多くの人にとって手頃な価格だ。

フランス車が人々の心に残る理由

ひとつだけ、フランス人を評価しなければならないことがある。彼らは常に人々の心に残る車を作ってきた。例えば、フラットシェアリングのダック。「プジョー205GTI」のように、当時からホットだった。シトロエンのハイドロニューマチックは、街角のカフェの前でクルマをふんわりとさせる。

フロントがフェイスリフトされたスポーティなルノー17 TSは1979年まで製造された。
Photo: Christian Bittmann

「ルノー17」は、忘れ去られようとしている70年代の、最高出力98馬力を誇る非常にエレガントなクーペである。初代「ルノー トゥインゴ」にもたくさんのファンがいる。おすすめは、折りたたみ式ルーフを備えた1台!

プジョー204のクーペバージョンは3年間しか製造されなかった。
Photo: Werk

市場分析: フレンチクラシックはこんなに高価になった

プジョー304サルーン(1969~1972): 1288cc、65馬力
この6年間で価値は倍増したが、まだ手頃な価格。304は基本的に小型の204をベースにしているが、後部が長くなり、トランクスペースが拡大した。現在ではアイキャッチャーの最高峰である!

プジョー204クーペ(1967~1970): 1130cc、53馬力
204にはステップ、エステート、コンバーチブル、そしてこの3.74メートルのショートクーペがあった。最高出力53馬力というと、あまり大きくないように聞こえるかもしれないが、軽合金製のエンジンは十分に活発で、800kgを超える車体重量をほとんど問題にしない。

大林晃平: 昔からプジョーは大好きな方ではあるが、さすがに204は乗ったことも触ったこともない(古くは504ぐらいが限界水域である)。だが見せてもらったことは数回あって、とにかく小さく、儚いほどつくりが簡素だったことを覚えている。だが実際にはこの頃のプジョーというのは質実剛健でとにかくタフ、というのが有名で、徹底的に実用車にするのなら迷わずプジョーというのが有名だった。
事実、イギリスの著名モータージャーナリストであったロナルド ステディベーカー氏が、「足替わり」にするのは常に古いプジョーで、しかも必ずと言っていいほど結構古い中古車。それを徹底的に酷使し、ダメになったら同じ型のプジョーを中古で探してまた同じように乗る、と故小林彰太郎氏が「504」のインプレッションで書いておられた。(笑)

シトロエンDS 21パラス(1967~1968): 2175cc、109馬力
目利きは知っている:写真は、私たちの同僚であるフランク・B・マイヤーが所有する美しいDS 20パラスだが、1973年製で、古いダッシュボードを備えた67年製のDS 21パラスほど高価ではない。

大林晃平: シトロエンといえばこれ、というほど王道の一台。1960年代に生まれたとは信じがたいほど未来的なスタイリングとメカニズムの数々。今でも乗ってみれば超快適で圧倒的に未来感のある運転感覚。だがもうじき60年を経過するので、維持はかなり困難になっており、特に複雑怪奇な油圧系統を持つため、「整備のできるメカニック」を探してから購入すべき。
日本でもDSは昨今価格が急上昇しており、程度の良いモデルは1,000万円に達するほどだが、整備するためにはその倍は用意しておくべきか・・・。

アルピーヌA310(1973~1976): 1605cc、127馬力
正直なところ、6つのライトを持つこの車は、1.6気筒4気筒127馬力以上に見える。後にV6、150馬力も設定されたが、その場合はコンディション2で5,000ユーロ(約85万円)も高くなる。

大林晃平: こちらももうじき60年を経過するとは思えないほど未来的なA310。その昔、NAVI誌を起ち上げた元CG誌副編集長の大川 悠氏のドリームカーはこのA310で、それをビジネスマンズエクスプレス(笑)として毎日通勤に使うのが夢、であったはず。わが国にも正規輸入されたが、現在中古車市場に流通している個体は見当たらなかった。

ルノー17(1971~1976): 1565cc、90馬力
こんな地味なルノーで何ができるか!ルノーR17クーペは、フレンチクラシックの市場分析における最初のヒントであり、ノッチバックミッドレンジをベースにしているが、より多くのパワーとより少ないスペースを持つことが許された。フェイスリフトは、5速と98馬力で、1976年に登場した。

大林晃平: あまりに上のコメントが痛烈だが、確かにこの写真で見ると、なんだかアンバランスにしか見えない17。実は日本にもまだ数台が生息してはいるが、令和6年5月23日現在流通しているタマはゼロ台。出てくるのを待っていてもその可能性は数限りなく低い。短い人生、待っているよりもどうしても欲しいならフランスに行って探し、個人輸入するべき。そのためにも日仏学院の夏季講習でフランス語ならっておこう。こんな珍品、21世紀の日本に流通しているわけないよなぁ、と友人に言ったら、500万円くらいで見かけたことがある、とのこと。不確かな情報ではあるが、どこかに生息しているらしい。