「VW ゴルフ50周年記念モデル」ニュルブルクリンク24時間レースでワールドプレミア 348馬力のゴルフGTIクラブスポーツ登場!
2024年5月29日
フォルクスワーゲン ゴルフ GTI クラブスポーツ:348馬力のGTIがノルトシュライフェの安全を脅かす。フォルクスワーゲンは、ニュルブルクリンク24時間レースの一環としてゴルフ誕生50周年を祝い、新しいゴルフ GTI クラブスポーツを発表する。
カウントダウンが始まった:伝説のニュルブルクリンク24時間レースは6月1日に開幕する。フォルクスワーゲンもまた、「ゴルフ」の誕生50周年を祝うために参加する。
そこで、ヴォルフスブルクを拠点とするフォルクスワーゲンは、新型「VW ゴルフ GTI クラブスポーツ」を発表する。前輪駆動の最強モデルは、発表会の後、「ニュルブルクリンク大通り」に展示される。
「VW ゴルフ GTI クラブスポーツ」は、特別なデザインと効率的な2.0リッターターボエンジンが印象的だ。サーキットで最高のパフォーマンスを発揮するために、「スペシャル」ドライビングプロファイルはニュルブルクリンクサーキット北コース「ノルトシュライフェ」に完璧に適合している。
改良されたフロントセクションも新しい。新デザインのLEDプラスヘッドライトは、「ゴルフ」に印象的な外観を与え、照らされたVWバッジもフロントで初めて見ることができる。リアでは、大型のルーフスポイラーが最大のダウンフォースを確保。新しいLEDテールライトがスポーティなデザインを引き締めている。19インチ「クイーンズタウン」アルミホイールは、第5世代「ゴルフGTI」の伝説的な「デトロイト」ホイールを彷彿とさせる。
コックピットは、新開発のマルチファンクションレザースポーツステアリングホイールと最新のインフォテインメントシステムでアップグレードされた。新型「GTI」の最上級モデルには、Chat GPTを統合したIDA音声アシスタントも装備されている。
マックス クルーゼがゴルフGTIクラブスポーツ24hで参戦
レース自体では、マックス クルーゼ レーシングがエントリーする「ゴルフ GTI クラブスポーツ24h」が、348馬力を発揮するワンオフモデルとして参戦する。ベンジャミン ロイヒターやラリークロスチャンピオンのヨハン クリストファーソンといったVWのスタードライバーたちがステアリングを握る。見どころは、レーシングカーが代替燃料で走ることだ。
ハンブルクのシェルが開発したE20ガソリンは、CO2排出量を35~40%削減する。これは、20パーセントのバイオエタノールに加え、40パーセントの再生可能な残渣や廃棄物由来の成分を使用することで可能となる。
スタートナンバーはもちろん50番で、これはゴルフの半世紀の成功を記念して、主催者から贈られた誕生日プレゼントである。
わずか1,170kgの乾燥重量と3.36kg/hpのパワーウェイトレシオにより、このコンパクトレーサーは270km/hに達する。ターボエンジンは、450Nmを下らないトルクをフロントアクスルに直接供給する。
「ゴルフGTI」の歴史へのオマージュとして、3台のクラシックモデルもADAC 24h-クラシックレースに参戦する。1981年の「ゴルフGTI 16S “エッティンガー”」のような伝説的な車両で、KWLモータースポーツチームはフォルクスワーゲンファンコミュニティにノスタルジーを届ける。
Text: Bianca Garloff
Photo: VW