マニュアルトランスミッションポルシェ911登場!

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ポルシェ911(992):マニュアルトランスミッション – 05.11.2019

モデルイヤー2020に、ポルシェはついに911に7速マニュアルトランスミッションを備えたモデルを再登場させる。ただし、これには問題がある!

ポルシェ愛好家にとっての朗報が入った。911は再びマニュアルトランスミッションを備えたモデルを作る!2020年モデルの450馬力911カレラSと911カレラ4Sにマニュアル7速ギアボックスが装備されるのだ。しかし、それは良いニュースだと単純には喜べない事情がある。なぜなら公式プレスリリースによると当分の間、アメリカ市場向けてのみのものとなっているからだ!一日も早くヨーロッパでもマニュアルトランスミッションの備わった992世代が提供されるものと強く信じる。しかも米国では、7速MTは無料のオプションだ。カスタマーは、超高速PDKとマニュアルトランスミッションのどちらかを選択することができる。後者を選択した場合は、無料でスポーツクロノパッケージも入手できる。これには、ダイナミックエンジンマウントとレブマッチングシステム「Autoblip」が含まれる。

さらに、マニュアル911にはポルシェトルクベクタリング(PTV)と機械式の制限スリップデフが装備されているが、ポルシェ愛好家にとって、これらは7速マニュアルトランスミッションを使用するいくつかの理由にすぎない。そして、もっと魅力的なことがある。ハンドセットのシフトノブがジョイスティックを連想させるPDKの小さなスイッチよりもはるかにかっこよく見えることだ。

米国では7速マニュアルトランスミッションはカレラSとカレラ4Sにのみ提供される。

もちろん、最高のパフォーマンスが必要な人は、8速PDKを注文するだろう。これは、MTの911の方が明らかに遅いためだ。後輪駆動911カレラSは、マニュアルで100 km/hまでの加速に約4.0秒を必要とし、最高速度は306km/hに達すると言われている。PDKバージョンは、3.7秒(スポーツクロノパッケージだと3.5秒)で100 km/hまでに到達し、最高速度は308 km / hを達成するため、両方の分野でわずかにMTより優れている。
米国では、価格の面でのトランスミッションの選択による違いはない。つまり、7速MT式911カレラSの価格は、120,125ユーロ(約1,500万円)からとなる。同様に強力な4輪駆動バージョン911カレラ4Sは、127,979ユーロ(約1,600万円)からとなっている。どちらの場合も、通常2,326ユーロ(約29万円)する、ユーロクロノパッケージが無料で提供される。 ちなみに、ポルシェは385馬力のベースバージョン911カレラと911カレラ4をマニュアルトランスミッション付きで提供する予定はない。

これが、現行ポルシェ911のPDKスイッチの外観だ。

Text: Jan Götze