航続距離は591km 生活に溶け込むメルセデス・ベンツの新型「EQA」販売開始!
2024年4月16日
新型メルセデス・ベンツ EQA:日本の道路環境とうまくマッチし、取り回しのよいサイズで、しかもSUVとしての日常の使い勝手も両立させた電気自動車が登場。「EQA 250+」の価格は¥7,710,000。
EQAのサイズは、全長 4,465 mm、全幅 1,835 mm、全高 1,610 mm。もちろん、メルセデス・ベンツの特長である安全性、操縦安定性、 快適性、利便性、品質などを高いレベルで両立させている。WLTCモード一充電走行距離591kmを実現した。つまり、ハード面及びソフト面の充実により、電気自動車として全く意識することなく、従来と同じような生活スタイルで使用できる。
・容量70.5kWhのバッテリーに変更しWLTCモード一充電走行距離を591kmに伸長
・第2世代のMBUXを搭載
・外部給電器として利用可能(給電機能を利用する時、別途充放電器が必要)
パワートレインと航続距離
「EQA 250+」はフロントアクスルに同期モーターが搭載され前輪を駆動する。最高出力は190PS(140kW)、最大トルクは385N・mを発揮。パワフルな加速力を誇り、今までの自動車からの乗り換えても違和感のなくスムーズである。車体へのモーターの搭載方法を工夫し、モーターからの振動や騒音 が車内に伝わらないよう配慮し静粛性を高めている。また、容量70.5kWhの高電圧バッテリーに変更し、WLTC一充電走行距離を591kmと伸長した。
給電機能(V2H/V2L)
「EQA 250+」から車外へ電力を供給できる双方向充電が可能(給電機能を利用する際には、別途充放電器が必要)。「EQA 250+」は家庭の太陽光発電システムで発電した電気の貯蔵装置となるほか、地震などで停電した場合でも電気を家庭に送る予備電源としても利用できる。なお、給電は MBUX設定画面よりバッテリー残容量10%から50%まで10%単位で設定可能。
デザイン
EQAのデザインは、メルセデス・ベンツのデザインの基本思想である「SensualセンシュアルPurityピュリティ (官能的純粋)」をより先進的に表現する「プログレッシブ・ラグジュアリー」というコンセプトでまとめられている。
新型EQAのエクステリアは、従来モデルから下記の通り変更された。
・メルセデス・ベンツ電気自動車の最新デザインを踏襲し、立体的なスターパターンをあしらった
「フロントグリル」に統合されたフロントフェイス。
・新デザインのフロントバンパー。
・新デザインのフロントグリル。
・新デザインのリアコンビネーションランプ(内部のみ)。
・AMGラインパッケージ装着車のホイールアーチがブラックからボディ同色となり都会的な印象。
・外装色に新色「ハイテックシルバー」「スペクトラルブルー」「パタゴニアレッド」を追加。
より直感的な操作が可能なステアリングホイールを採用したインテリア
インテリアには、新世代のステアリングホイールを採用。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定やドライビングアシスタンスパッケージの設定を手元で可能。アクティブディスタンスアシストディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、リムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手が向上。
また、夜間走行時に無数のスリーポインテッドスターを助手席前部のインテリアトリムに浮かび上がらせる「スターパターンインテリアトリム(バックライト付)」を採用。センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインになった。
オプション設定のアドバンスドパッケージに新たにBurmester®サラウンドサウンドシステムを追加し、12スピーカー、合計出力710Wのオーディオシステムにより心地よいサウンドを楽しめる。
安心のEVカーライフ「EQ ケア」と充電サービス「Mercedes me Charge」
電気自動車に対するネガティブイメージを一掃する安心のプログラム
・新車購入から5年間または10万kmのいずれか早い方まで、一般保証修理/ 定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポートが無償で提供される保証プログラム「EQケア」が適用。高電圧バッテリーは8年または16万km以内で、サービス工場の診断機により高電圧バッテリー 残容量が70%に満たないと診断された場合の保証を付帯。
・納車時に車載される専用の充電カードを使用し、全国にある約21,600基の提携充電器を利用可能。申込みから1年間は月額基本料金及び充電料金が無料。
EQA 250+に搭載される安全運転支援システム
従来の運転支援機能(レーダーセーフティパッケージ)から国際的な基準 (UN-ECE R152)に準拠した為、新しい世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」と変更となった。
・アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (再発進機能付)
・アクティブエマージェンシーストップアシスト
・アクティブブレーキアシスト
・緊急回避補助
・アクティブレーンキーピングアシスト
・ブラインドスポットアシスト
メルセデス EQAは日本にいち早く導入された電気自動車(BEV)の1台。走行航続距離の伸長をはじめ課題を克服して一段と乗りやすく、使い勝手が良くなって生活に溶け込むクルマになっている。
Text:アウトビルトジャパン
Photo:メルセデス・ベンツ日本