フェイスリフトにより新型「ルノー キャプチャー」はよりモダンに、より低い価格設定に
2024年4月23日
ルノー キャプチャー(Renault Captur):フェイスリフトにより、キャプチャーはよりモダンになり、潜在的な顧客は、より低いエントリーレベルの価格にも魅了されるはずだ。
「ルノー キャプチャー」は、2013年半ばにミニバンの「モドゥス」に取って代わった。小型SUVの2代目は2019年から販売されているが、約5年ぶりにフェイスリフトの時期がやってきた。
価格: キャプチャーのベーシックモデルの価格は下がる
新型「キャプチャー」発売は2024年6月。ルノーは価格についてまだコメントしていないが、年初に2,600ユーロ安くなった「アルカナ」に追従すると思われる。現行のキャプチャーは、ベーシックな「エクイリブル」トリムで23,700ユーロ(約390万円)からディーラーで購入できる。
デザイン: キャプチャーも新しいブランドフェイスに
ルックスの面では、ルノーはC型ヘッドライトに別れを告げる。「クリオ(ルーテシア)」ですでに見られたように、ルノーはキャプチャーを現在のブランドフェイスに合わせようとしている。以前は非常に狭かったグリルは大幅に広げられ、ルノーのロゴはレトロな印象になった。フロントとリアのエプロンもデザインが変更されている。
6色のエクステリアカラーに加え、キャプチャーにはツートーンペイント仕上げが用意され、合計14種類のカラーコンビネーションが用意されている。フェイスリフトに伴い、ルノーはクロームの使用をほぼ廃止した。
全長4.23m、全幅1.80m、全高1.58m。2.64mというやや長いホイールベースは、主に乗員の利便性を考慮したものだ。トランクルームは536リットル。ハイブリッドでは、トランクの下にバッテリーがあるため、440リットルの荷室スペースがある。ホイールリムのサイズは17インチと19インチで、ベースモデルにはハブキャップ付きのクラシックなスチールホイールも用意されている。
パワーユニット: ガソリン、LPG、ハイブリッド
ボンネットの下には、おなじみの駆動システムが残る:90馬力のガソリンエンジンがエントリーレベルで、その上に140馬力、155馬力、160馬力の3種類のマイルドハイブリッドがある。100馬力のLPGバージョンもポートフォリオに復帰する。さらに、145馬力のフルハイブリッドもラインナップされる。
装備: 新しいアンドロイドインフォテインメントがキャプチャーにも搭載された
乗り込んですぐに、何かが欠けていることに気づく!以前は独立したセンターコンソールの上に回転ノブで操作していたクライメートコントロールは、中央のディスプレイの下に移動したシンプルなボタンで操作するようになった。
「キャプチャー」には、アンドロイドオートモーティブをベースにした最新のインフォテインメントシステムが搭載されている。ルノーが採用している「OpenR-Link」テクノロジーを介して操作され、マップ、アシスタント、その他50以上のアプリなど、グーグルのサービスを内部システムに簡単にロードすることができる。
しかし、ルノーのインフォテインメントシステムに搭載されているのはグーグルだけではない。例えば、アマゾンミュージック、交通ナビゲーションサービスプロバイダーも搭載されている。情報は10.4インチの中央ディスプレイに表示される。ステアリングホイールの後ろには、7インチ(ベーシック)と10インチの2種類のディスプレイがある。
空間にフィットする、このセグメントらしい素材
素材の選択は、小型車セグメントに属する車としては典型的である。ドアパネルの硬質プラスチックは許容範囲内だ。一方、ダッシュボード部分には強化発泡材が使われている。
コネクティビティ面での革新に加え、フェイスリフトではさまざまな新しいアシスト機能が追加された。交通標識認識機能、眠気警告機能、制限速度警告機能が標準装備された。
結論:
新しいブランドフェイスとさらにデジタル化されたインテリア: 今回のマイナーチェンジで、「キャプチャー」は大きく成長した。このSUVはまた、より手頃な価格になる予定だ!価格高騰の時代にはうれしいニュースだ!
Text: Sebastian Friemel
Photo: Group Renault