クレージーでクレージーな動画 限定モデル ミニ ジョン クーパー ワークスGPを自分の庭でクラッシュ
2020年7月27日
このユーチューバー、限定モデルのミニ ジョン クーパー ワークスGPをクラッシュさせた。それも自分の庭で!なんとその走行距離はわずか38キロだった。その状況は動画にアップされているが、信じがたいものだ。
なんともハチャメチャな話だ。有名な自動車ユーチューバー、「POG」が、限定生産2500台のミニ ジョン クーパー ワークスGPを、走行距離たった38キロでクラッシュさせてしまったのだ。惨い。
5月5日、「POG」は彼のインスタグラムアカウント、@pogforever(フォロワー数691,000人)で、彼がベルギーとルクセンブルクでの初のミニGPを得たことを報告した。彼の愛車はナンバー225/3000で、特大の木箱に入って華々しく納車された。「ガムボール3000」にも乗り、フェラーリ812スーパーファスト、ランボルギーニ アヴェンタドール、マクラーレン675LTスパイダーなど、複数のスポーツカーを所有している車好きの「POG」は、新しいミニに大喜びしているようだった。
ところが、コロナウィルスによるロックダウンのために、ユーチューバーは、265km/hの最高速を有する高速ミニを、公道で思う存分テストすることができなかった。そこで彼は、自分の庭をテストコースにしてその性能を試してみることにした。彼はミニが届いてから数日後にインスタグラムにこのプロジェクトの様子を投稿した。しかし、突然、彼のチャンネルにはGPの更新がなくなってしまったのだ。いったい何が起こっていたのだろうか?
走行距離わずか38kmでの転倒
簡単に言えば、「POG」はミニGPでひっくり返ったのだ。「POG」はミニGPで横転してしまった。それも自分の庭で。想像上のおとぎ話のように聞こえることは、実際に起こったのだった。彼の最新のYouTubeビデオでは、クラッシュの全体を見ることができる。配信後、「POG」は、自分の庭のテストトラックとのアイデアを思いつくや、すべてのリスクをかけても、コンパクトなスポーツカーを自分の庭で試してみたいと思った。そして、そのアイデアをすぐさま実現に移した。コースレイアウトは、自分の家を一周し、小さな木の間を走り抜け、ガレージの前で、立ち止まることを想定している。そして、彼は早速ぐるりと、一周する。そこから、ESPが後から介入する「GPモード」に切り替わる。これにより、彼はハンドブレーキを使って、芝生の上でより小さなドリフトをすることができるまでに上達している。すべてがうまくいって、高品質のビデオは我々を楽しませてくれる……だが、そう思った途端…。
午前9時30分まで、ハンドブレーキでのコーナリング中に、全長3.88メートルのミニが泥だらけの芝生に挟まれて横転してしまう。愉快なビデオになるはずが、突然本当に危険な映像になってしまったのだ!幸いなことに、ミニGPは横転後に再び4つすべとの車輪で着地し、「POG」は完全に無傷のままだった。このアクションがこのように計画されたものではなかったことは、車から降りたときの彼の信じられないような反応と、彼の2人のカメラマンも目に見えてショックを受けていることからもわかる。
ダメージは大きい
残念ながら、ミニはこの衝突事故をうまく乗り切ることができなかった。横転は、実質的に新しい車に重い傷跡を残した。ルーフはへこみ、フロントガラスは割れ、両ドアはへこみ、ボンネットは削り取られ、アウトサイドミラーはズタズタに垂れ下がり、ヘッドライトは1つ壊れており、また、スペシャルモデルの特徴であるフェンダーのアタッチメントも破損している。特に心が痛むのは、ミニGPが横転したときのスピードメーター上の走行距離が38キロしかなかったことで、そのうち23キロは庭でレースをしていたことだ。ビデオは、当然のことながら落ち込んでいる「POG」の解体されたミニを彼の駐車場に納めるところで終了する。金持ちの道楽(?)とはいえ、まったく、やれやれな話である。
しかし、物語はハッピーエンドを迎えたようだ。つい先日、「POG」はインスタグラムに「ミニはすでに完全に修復された」と投稿した。
ご興味のある方は、YouTube動画でご確認ください。
Text: Jan Götze
Photo: youtube.com/pog