新着ニュース アウディQ4 e-tronスポーツバック コンセプト その全容
2020年7月11日
アウディQ4 e-tronスポーツバック コンセプト(2020): 市場ローンチ時期、価格、電動、SUV、エンジン、性能、航続距離
Q4 e-tron スポーツバックはコンパクトSUVクラスに新しいスタイルをもたらす。アウディは、電動コンパクトSUV、「Q4 e-tron」のスポーツバージョンを公開した。スポーツバックは最大306馬力を発揮する。その全ての情報!
アウディのEVであるQ4 e-tronには、将来的にはクーペのような傾斜したルーフラインを持つスポーツバックも用意されるとのことだ。
アウディはこのたび、そのマッチングスタディを発表した。ドアハンドルだけは欠落しているが(もしかすると新しい開閉方法なのかもしれないが)そのデザインは一見しただけでも目を見張るものがある。
アウディが視覚的に攻撃的であることを嫌っていた時代はもはや終わったのだ。
Q4スポーツバックは、(少なくとも)すべての人を喜ばせることを望んでいないことが見てとれる。
静かな外観を持つコンパクトクラスとは決して思えないアグレッシブなプロフィールだ。
コンパクトSUV? 「コンパクト」という修飾語に違和感を持った方もいるだろう。その通りで、このQ4は全長4.60メートルでコンパクトクラスでももっとも大きいが、ミドルクラスSUVとも言えるだろう。
数ミリの差(全長マイナス1センチ、全高プラス1センチ)を除けば、スポーツバックはQ4 e-tronと変わらないが、ラゲッジスペースは少なくなっている。
しかし、アクスル上の小さな電動モーターと車の床にフラットにインストールされたバッテリーのせいで(最大82 kWhで航続距離500キロ)、乗客と荷物のための十分なスペースは確保されている。
最強のQ4 e-tronスポーツバックは306 馬力を発揮
バッテリーサイズは、後輪駆動と四輪駆動の組み合わせにあわせて、3種類のサイズが用意される。
トップモデルは、全輪駆動で306馬力のQ4 e-tron Sになる。フル充電されたバッテリーで450キロを走行できる。理想的な条件の下では、30分で電力貯蔵は80パーセント充填することもできる。
さらにインテリアにも多くの未来がある。完全にデジタル化されたコックピット、大型のヘッドアップディスプレイなどなど。
アウディQ4 e-tronスポーツバックは、そのやや保守的な弟、Q4 e-tron とともに、2021 年の夏には市場デビューされる予定だ。
Q3よりも高価であってはならないため、40,000ユーロ(約500万円)以下の最低価格で販売予定である。
Text: Stefan Voswinkel
Photo: Audi AG