7分07秒55!「ポルシェ タイカン」がニュルの記録を更新!「テスラ モデルS」の記録を17秒も縮めた!
2024年1月9日
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ノルトシュライフェのさまざまなラップレコードを保持するラース カーンの名前は、自動車ファンにはお馴染みだ。ポルシェのニュルブルクリンクスペシャリストである彼は、またしても新記録を樹立し、アイフェルの伝説的なコースをBEVの「ポルシェ タイカン」で7分07秒55というタイムで走破した。
リマック ネヴェーラに迫るポルシェ タイカン
信じられないことに、この36歳のマイスターは、2022年8月にパフォーマンスパッケージを装着した「タイカン ターボS」スポーツサルーンで走った前回の記録よりも、約26秒も速いタイムを記録した。モデルレンジの責任者であるケビン ジークはカーンの偉業を称賛し、「これでタイカンが電動ハイパーカーの仲間入りを果たしました」と喜んだ。実際、このカテゴリーで「リマック ネヴェーラ」が現在保持しているニュルブルクリンク北コースノルトシュライフェ最速記録の7分05秒298という数字に、あと2秒強にまで近づき、そのリアエンドが見えてきた。
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ちなみに、現在の市販電気自動車モデルの最速記録は「テスラ モデルS」プレイドトラックパッケージの持つ7分25秒231である。内燃機関を搭載したスーパースポーツカーの最速タイムは、現在「メルセデスAMG One(6分35秒183)」で、同じくラース カーンがステアリングを握った「ポルシェ991 GT2 RSマンタイパフォーマンスキット」が6分43秒300で、ICEの方がBEVをリードしている。
ロールケージとレーシングバケットシートが装着された「タイカン」のテストカーによる最新レコード走行のオンボードラップが正式に公開されるまで、ファンはもう少し待たなければならない。
Text: Frederik Hackbarth
Photo: Porsche
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